ブログをご訪問くださいまして、有難うございます。
このブログをご覧くださっていらっしゃる全ての皆様に、良き事が雪崩れのごとく起こる事を、お祈りさせていただきます。

だいぶ秋も深まって参りましたが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか?
気温の変化が激しいので、くれぐれもお風邪など引かぬように、お身体ご自愛くださいね。

さて私の方はと言えば、相変わらず身辺整理の毎日なのですが、ハード的にはかなり終了しつつあります。
あとは、必要に迫られて、パソコンの中身の整理などさせていただいております。

しかし、よく調べてみると、写真など重複して保存されている物が結構沢山あるものですね。
何故、今この様な事をやっているのかは、また後日ご紹介させていただければ、と思っています。

そんな中、先日練馬区美術館に「アルフレッド・シスレー展」を見に行かせていただきましたので、今日はこれについてご紹介させていただきます。

アルフレッド・シスレーは、19世紀半ばにフランスで活動していた画家です。
彼は少年時代にイギリスに渡った経験があり、現地でターナーなどの絵画に触れた事が、後に大きな影響を与えます。

19世紀半ば以降のフランスの絵画と言えば、印象派の活動が盛んになって来た時代です。
シスレーも印象派の活動に参加し、印象派を代表する画家であるモネやルノアールとも親交がありました。

特にルノアールとは親しかったようですが、シスレーがモネやルノアールと違うのは、彼等がその後印象派とは異なる画風に転向したのに対し、ほぼ一生涯印象派的な絵画を描き続けた、と言う点にあります。
では、具体的に見て行きましょう。

まずは、こちらです。
シスレー1 
これは、「マントからショワジ=ル=ロワへの道」と言う作品です。

画像が小さくて、済みません。
この絵をよくご覧になっていただくと分かるのですが、筆を伸ばさずにキャンバスに置くような描き方をしていますよね?
極端に言えば、点々と色が塗られたように見えます。

これが、印象派の絵画の大きな特徴です。
そして人も描かれていますが、人を描く事がメインのテーマではなく、あくまでも周りと一体化した中での人物像になっています。

続いては、こちらです。
シスレー2 
これは、「ロワン河畔、朝」と言う作品です。

最初の作品もそうでしたが、シスレーの描く絵画には、非常に風景画が多いんですね。
そして、絵に描き表した場所と言うのは、彼の住んでいたパリへと流れ行くセーヌ川の支流であるロワン川周辺が多いんです。

もともと印象派と言うのは、室内の肖像画が多かった今までの画壇とは異なり、屋外での風景画を多く描いた事にその特徴があります。
ですので、シスレーもその例に漏れず、風景画が多いと言う事になります。

そして、次の作品はこちら。
シスレー3 
これは、「レディース・コーヴ、ラングランド湾、ウェールズ」です。

フランス・ロワン川周辺の風景画が多いシスレーですが、こちらはイギリスの景色になります。

シスレーは、南イングランドや南ウェールズを旅行した経験を持っています。
ですので、おそらくこの作品は、その時に訪れた場所をモチーフにしたものと思われます。

そして、こちら。
シスレー4 
これは、「鵞鳥のいる河畔」と言う作品です。

今までの作風とは、少し趣きが違いますよね?
これまでは完全な風景画でしたが、こちらはガチョウが主役です。
勿論、景色の中に溶け込んではいますが・・・。

こんな作品も描いていた、と言う事で、ご紹介させていただきました。
どことなく、微笑ましいですよね?

そして、最後はこちらになります。
 シスレー5 
これは、「風景(ロワン河畔の荷車)」と言う作品です。

今までご紹介させていただいた作品は油彩なんですが、こちらはリトグラフだったようです。
同じ風景画でも、色彩がないと、見た感じが随分違いますよね?

なお、作品のタイトルなんですが、描かれた場所や対象をそのまま付けた作品が多かったです。
これは、印象派全体に言える共通点ですね。
これが20世紀に入り、象徴主義やキュビズム・フォービズムの時代になって来ると、大きく変化して行きます。

以上、ここまで5点紹介させていただきました。
今回は、作品の展示数も少なかったんですが、シスレーの作風やその背景がよく分かる内容でした。
お邪魔させていただきまして、有難うございました。

次回は、東京都美術館の「モネ展」に行こうか、と思っています。

今回も最後までお読みくださいまして、有難うございました。(^◇^)
最後までお読みくださった方には、アメを差し上げましょうね。🍬