まだ決定ではないけれど、我が家にとって一大プロジェクトを考えている。



それに向けて資料を調べたり、ネットで情報を集めたり、最近は時間さえあればそれに集中していた。



私の悪い癖なのだが、ついつい過集中となり、その上マルチタスクができないので、寝ても覚めてもそればかりという感じになってしまう。



良いのか悪いのか分からないけど、息子のことも夫のことも眼中にはなく、自分の体調さえも気にならなくなるほど熱中してしまう。



そんな脳がパンク状態の毎日を送っていたら、物忘れがひどくなってきた。



何をどこに置いたのか分からなくなり、捜し物ばかりしている。



スマホどこ?靴下どこ?冷蔵庫から出した野菜はどこ?ショボーンうずまき



料理も調味料を入れたのを覚えてなくて、さらに足してしまってめちゃくちゃ塩辛いスープになってしまったゲロー



もしかして認知症?



アルツハイマー病?



やばい、やばい…



不安がどんどん膨らんでいく。



そうなれば、一大プロジェクトどころではなく、人生設計が変わってくる。



さっそく認知症外来に予約して受診した。



医師から「大丈夫ですよ」と言ってほしかったのかもしれない。



でも、そうならなかった…アセアセ



簡単な検査では異常なく満点だったのだが、医師によると「検査では異常なくても、中には軽度認知症の方がいます。詳しい検査をしましょう。今なら、治療できます」とのことだったガーン



(苦手なMRIも受けることになるみたいガーン)



一瞬、人生詰んだ!という言葉が頭に浮かんだ。



もし、認知症だったら、息子は、夫は、どうなるのだろう?



私は先々施設に入るのだろうか?



その費用は、どうしよう?



一番は、子どもに迷惑をかけるのが嫌!ということだ。



(子どもの人生を親の世話で奪いたくないのです)



病院から出て、しばらくは落ち込んで茫然として街を歩いていた。



でも、でも、私はだてに不登校・ひきこもりの親や乳がんを経験してきたわけではない。



もし、診断されたらきちんと治療しよう。



もし、大丈夫なら、残りの人生を大事に生きていこう。



しだいに、そんな気持ちになっていった。



不安がないわけではない。



けれども、きっと乗り越えられる、なんとかなる、生き抜いていけると、自分を信じたい。



あんがい、立ち直りは早かった。



それにしても、私の人生、試練が多いわ〜なんなん?と、ちょびっと凹んだ笑い泣き






後日、再び受診したら、血液検査の結果はMRIを受けるほどではないとのことだった。



ストレスなどにより、脳のワーキングメモリーが限度を超えたのだろうということだった。



ほっとしたけれど、MRIは死ぬ気になってでも一度受けたほうがよかったのかなぁとも思う。



とりあえず、目の前のことを丁寧にやっていこう。



心も体も元気でいられるのは、あんがい短いのかもしれないなぁ…



帰り道で青くて広い秋の空を見上げたら、『生きててよかった』と心の中で呟いていた。