前回、ビワのコンポートを作ったことを書きました。



たくさんできたので、野菜をいただいた方へのお礼としてや、お世話になっている友達に届けました。



その友達から夜に電話がありました。



「夕食の時にヨーグルトにビワを入れて食べたらすごく美味しかった」と、ご主人も一緒にお礼を言ってくれました。



優しくて丁寧な人達だとありがたかったのですが、さらに感心したことがありました。



「けこたんさん、小さな実をひとつひとつ種を取って皮をむいて大変だったでしょう。よくやったね」と、作る際の苦労をおもんぱかってくれたのです。



嬉しくて、とても温かい気持ちになりました。



なかなかそこまで思いやることのできる人はいません。



どうしてその友人がそれができたのかというと、彼女も手作りのジャムをいつも作っているからです。



広いお庭にある柑橘類やマンゴーやイチゴなど、大量にできた果実をジャムにしてうちにもお裾分けしてくれるのです。



特に柑橘類でマーマレードを作るのは、外の皮をむいて切って何度も茹でこぼして、中の果実だけ一つずつむいて取り出して皮と一緒に煮て、、、と、とても手間ひまかかる作業です。



それが分かっているから、私にあのような言葉をかけてくれたのでしょう。



経験したことは、相手の気持ちが実感できるのだと思いました。





そのことから、不登校の親の会のことを思い出しました。



親だけではなく、いろんな立場の方が参加されるのですが、時には親の気持ちが理解できない人もいます。



我が子の不登校を経験していないのだから、その気持ちを理解するのは難しいのだろうと思います。



例えば、病気の人の気持ちも不登校や発達障害の親の気持ちも、実際に経験してみないと本当のところは理解しにくいでしょう。



同じ経験をした者にしか通じ合えない部分もあります。



ただ、分からなくても分かろうと努力すること、想像することは大切です。



正論をぶつけることよりも、まずは寄り添ってほしいのです。



辛い経験をした人ほど人の気持ちの分かる人になるというのは納得できます。



不登校やひきこもりの子ども達も辛い経験をたくさん重ねていますが、それは、人に寄り添える人になるということでもあります。



ASDの人達は、相手の立場に立って考えられない、人の気持ちがわからないと言われます。



でも、たくさん傷ついてたくさん苦しんでたくさん挫折してきたことは、ある意味、貴重な経験となり



苦しんでいる人達の気持ちに寄り添える人になれるのではないでしょうか。



息子もそうなれたらいいなぁと思いますニコニコ