ずいぶん前に購入したゴッホ展のチケットがあって、開催期間が終了する前に行くことにした。
じつは、会場の東京都美術館のある上野公園は、私の本籍地だ。
義父が上野公園にあるお寺の関係者だったため、私達家族の本籍地はただの『上野公園』で、番地もないのだ。
役所でも戸籍を見て「番地はないのですか?」と訊かれることがある。
まるで、ホームレスみたいだな(ホームレスさんすみません
)と、私も思ってしまう。
で、本籍地を訪ねることも兼ねてゴッホ展に出かけた。
私の理想のイメージとしては、ベレー帽をかぶって出かけたかった。
芸術の秋だからね![]()
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でも、前に購入した黒いベレー帽は、かぶって少し時間がたつと頭が痛くなるので、今回はやめといた![]()

ゴッホは日本人が大好きな画家の1人だからか、当日券売り場も入場口もすごい行列だった。
その人達が中に入り、展示された絵をひとつひとつ鑑賞していくのだから、なかなか進みやしない💦
ギュウギュウ詰め、、、😂
せっかくだから私も絵だけでなく掲示されている説明のパネルを1つ残らず読んで回ったので、時間がかかるったらありゃしない。(音声案内もあります)
今回の展覧会は、ゴッホの家族がテーマになっていた。
ゴッホの生前に売れた絵は、たったの1枚だったそうだ。
それでも弟のテオは、兄のゴッホを亡くなるまで援助し応援し続けた。
そして、37歳でゴッホが亡くなった半年後にテオも病死した。
残されたテオの奥さんのヨーが、ゴッホの絵を世の中に広めていった。
生きている間は不遇で、作品は日の目を見なかったけれど、家族が「絵で人々を癒したい」というゴッホの夢を引き継いでいった。
ゴッホの才能を信じてたんだろうなぁ。
美術への造詣が深くない私でも、ゴッホの情熱と家族の愛が伝わってくる。
ゴッホは亡くなるまでの10年間、画家として制作活動をしていたのだが、画風がどんどん変化していった。
色調もタッチもこれが同じ人の作品かと思うくらいだ。
その中で一貫して、ゴッホの市井の人々や農村風景や自然への強い愛情を感じた。
また、日本の浮世絵から大きな影響を受けて、日本が大好きだったそうだ。
ゴッホの作品をデジタルアートにしたものも迫力があり、見応えがあった。
画家の家族も含めて、人となりを知ることは、作品への理解がより深まると感じた。
映像での解説や直筆の手紙もあり、そのへんの展示の仕方がうまいので、ゴッホの世界に引き込まれていった。
でも、最後の方は疲れてしまって「この後、カフェで何を食べようかな?」とそっちの方が気になってきた。
展示が終わったと思えば、グッズ販売の場所がまたまた激混みだった💦
チケットケースと『ゴッホのあしあと』という単行本を買って、帰りの電車で余韻に浸りながらその本を読んだ。
ゴッホの作品と人の多さに酔った秋晴れの1日だった。


