最近、息子が「ねぇ、母さん、、、」と話しかけてくることが増えた。



他愛のない話も多いのだが、息子から話してくるというのは



私にとってはすごく嬉しいことで、心がじんわりと温かくなるピンクハート



それくらいのことで?と思われるかもしれないけれど



うちの場合、これまでそういうことがほとんど無かったのだ汗うさぎ






3歳から集団生活を始めた息子は、どこも嫌がってとにかく行き渋りがひどかった。



通っていればそのうち慣れるだろうと思っていたが、学校に機嫌よく通える日はあまりなかった。



学校から帰ってきた息子に



「(学校は)どうだった?」

「(今日は)どんな事をしたの?」

「楽しいことあった?」



何を尋ねても、返事が返ってくることはほとんどなかった。



あってもせいぜい一言、二言くらいだ真顔



発達特性もあったのだろうが、自分からその日のことを私に話してくることも一切なかった。



子どもの頃の私は、訊かれなくても学校であったことをベラベラと長時間母親に喋っていたので



息子がなぜこんなに口が重いのか不思議だった大あくび



息子は、学校が終わると脱兎のごとく校門を飛び出して一目散に帰ってきていたランニングダッシュ



学校が辛かったのだろう。



息子にとっては、嫌で嫌で仕方のない場所だったのだろう。



本当に楽しければ、帰り渋るはずだ。



友達が欲しいとか、知的好奇心を満たすような勉強がしたいとか



息子なりの願望はあったようだ。



でも、心と体がついていかない、拒否してしまうのだ。



そんな辛い場所に、なんとか行かせようと必死な母親は



彼にとっては信頼できない、心を開くことのできない敵でしかなかったのだろう。



心を閉ざしたまま思春期に入ると、ますます関係が悪くなっていったガーン



10代の頃、2人で車に乗って長距離移動しても息子が一言もしゃべらないことはよくあった。



話しかけても反応がほぼなかった💦






先日、境界線について学ぶ機会があった。



息子に対して私が境界線を越え続けて、親子関係が悪化したということに改めて気づいて、ハッとした。



自分自身の不安を解消したいからなのだが、息子を何とかしたいという思いで



コントロールしてこちらの思うように動かそうと、かなり介入して口出ししていた。



境界線(バウンダリー)越えのサイクル


境界線を越えれらると

自分の気持ちを誰も聴いてくれないと感じる

生命エネルギーを消耗する、疲れる

自分の本音がわからない

空虚さ、鬱屈からの怒りを感じる

(そのことを)言えない

関係を断ちたくなる、心を閉じてシャットアウトする、壁ができる

(他の人間関係にも影響してくる)



思春期になっていつまでも親が境界線を越えていると、親子関係がよけいにこじれてしまう。



私と息子はこのパターンだったのではないかと思った。



こちらが境界線を越えているのだから、息子の一次感情を受け止めるなんて全くできていなかった。



もし、自分が逆の立場で境界線を越えられたら、やる気を削がれてしまい、信頼関係は保てないだろう。






あの頃に比べて、今は境界線を意識してなるべく越えないようにしている。



1人の人間として尊重することを心がけている。



できるだけ息子の気持ちを聴いてわかろうとしている。



私が自分と向き合う中、少しずつ息子の心がほぐれて開放され



自分から話をするようになってきたのではないかと思う。



境界線は、人間関係に大きく関わっている。



特に家族だと、越えたり越えられたりしやすい。



息子もきっと母である私にいろいろ聴いてほしかっただろう、わかってもらいたかっただろうけど



そこには目に見えない壁があった。



だからか、異様なほど夫の方に懐き、お父さん子だった。



夫には、自分の興味のあることを積極的に話しかけていた。



夫は、息子に対してうるさいことは一切言わない人だった。





私は息子と会話することで、失った楽しい親子の時間を今からでも取り戻せたらと思っているニコニコ