息子は幼いころから育てにくい子どもで、私は気が休まる時がありませんでした。
胸の中は悲しみと不安で、いつも涙の雨が降っているようでした![]()
このままじゃだめだ![]()
将来どうなるんだろう![]()
私が何とかしなければ![]()
どうして、子どもが普通にできること(みんなと話す、遊ぶ、学校に行く)ができないんだろう![]()
学校に行ってくれたら私も楽になるのに![]()
この子は、私を困らせるために生まれてきたの?![]()
これらは、かつての私が心の中で息子に対して思っていたこと、意識です![]()
毎日の子育てが辛すぎて、楽しむどころではありませんでした。
心から息子のことを受け入れられなかったのです。
さすがに、本人に向けては言いませんよ![]()
でも、母親が心の中で自分のことをどう思っているかは、子どもはお見通しです。
ましてや、不登校になるような繊細な子なら言葉にしなくてもしっかりと感じています。
子どもは母親が大好きだし、子どもにとって母親は命の綱ですから
母親に嫌われたり世話をしてもらえないことは一大事なのです。
それで、子どもは母親の機嫌をうかがったり、母親の願いや期待に何とか応えようとします。
不登校、ひきこもりの子に対して、母親が上記のような意識を持っていたらどうでしょう?
母親から否定的なまなざしを向けられている中では
エネルギーは溜まるどころか、やる気も元気も出てきにくいでしょう。
今の私はというと
この子はずっと苦しかったんだ、生きづらかったね
親の期待に応えようと頑張ってきたんだね
この子なりに自分のことは考えているんだね
ゆっくり息子のペースで進んでいけばいい
挫折しても失敗しても立ち上がり生きていく力はある
息子なりの生き方でいい
存在してくれることがありがたい
に変化してきました。
どうして、息子に対してマイナスの意識を持ってしまうのか?
それはどこから来るのか?
自分の内面を見つめ、向き合っていくことで、自分の思い込みや認知のゆがみに気づいていきました。
少しずつ少しずつ時間をかけて行きつ戻りつしながら
マイナスの意識から(心からの)プラスの意識へと割合が変わり、逆転しました。
グラフにすると、こんなかんじです![]()
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まずは自分へ意識を向けて、どんな自分も受け入れられると
どんな息子でも受け入れることができて
息子への意識も変わってきたのです。
息子は、つまずきながらも前に進もうとする意欲が出てきました。
もっと早く意識を変えることができれば、息子も私も楽に過ごせたかもしれません。
けれども、私が変わるにはそれだけの時間が必要だったのでしょう。
「親が変わる」というのは、親の人格や性格を変えるということではなく
意識を変えることだと、私は実体験から思っています。
