海老名市で起きた、お母さんが3人のお子さんを殺害した痛ましい事件について、多くの方が発信されている。



3人目のお子さんが不登校で発達障害があり、癇癪もあった。



私は以前から最悪の場合、このようなことがいつか起こるのではないかと懸念していた。



なぜなら、私が親の会などで出会った不登校や発達障害のお子さんを抱えるお母さん達は



追い詰められていて、心身の不調をきたしている方がとても多いからだ。



メンタルをやられるか、体に症状が出るかどちらかだ。



メンタルでは、うつ状態になっている場合が多く



体に出る場合は、癌とか神経系の病気とかで、命に関わる場合もある。



実際、私も乳がんになった。



同じ相談機関に通っていた2人のお母さんも私と前後して乳がんになった。



おそらく、長期にわたる過度なストレスで、免疫機能が低下するためではないかと考えられる。



当事者にしか実感として分からないことだろうけど



不登校や発達障害のある子どもを育てていくのは、非常に過酷だ。



ましてや、不登校と発達障害が重なった場合は、とても1人で抱えきれる問題ではない。



その大変さや辛さは、周囲になかなか理解してもらえない。



家族や身内にさえ分かってもらえないことが多い。



私も息子と一緒にこの世から消えてしまいたいと思ったことが何度もある。





精神科医のさわ先生は、ご自分のお子さんに発達障害があり、不登校でもあるそうだ。



子どもを殺めることは許されるわけではないし、罪は罪として償ってほしいとしながらも



このお母さんの心情に寄り添った話をYouTubeで発信されている。





(一部を抜粋しました)


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24時間その子と一緒にいて、すごく辛かったと思う。

このお母さんは温かいご飯を食べれてたのか、、、

トイレに行きたい時に行けてたのか、、、

ゆっくりリラックスして眠れる日ってあったのか、、、


不登校や癇癪の相談は多いが、1回の相談だけで何もかも解決する魔法はない。

ただ、お母さんに寄り添って一緒にどうやって解決していこうかと伴走することは大切。



お母さんは、児童相談所やスクールカウンセラーに相談していたというけれど、同じような境遇の仲間同士の支えがあれば、また違っていたのではないか。



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「子どものことを可愛いと思えない。子どものことを殺したい。殺して自分も死にたい」否定する人もいるかもしれないけど、どんな感情も、持つことを許されない感情は私達人間の中にはない。

どんな感情であっても否定しないでほしい。

このお母さんは、事件が起きる前に誰かに吐き出せていたのか。

もし、自分が支援者だったら「思ってもいいから行動に移さないでね」と言う。(そんな)会話ができていたのか、、、


子育てでは、いろんな感情が湧いてきて、きれい事だけではすまされない。

どんな感情を抱いてもかまわないという言葉に救われる。

それを吐き出せる相手がいてくれたら、、、

ご自身の子育てでも経験がある癇癪についても話されている。


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発達障害の特性があると、癇癪を起こしやすい。

癇癪は、発達特性の症状と思われがちだが、発達障害のこだわりの強さとか、感覚の過敏さとか、ルーティンを崩される変化に弱いという特性に合わない環境になっていると起こしやすい。

その子の何が癇癪を起こすきっかけになっているのかお母さんが知ったり、専門家や支援者と一緒に探ったり、相談できる相談先や支援者が増えるといい。


癇癪が起きるきっかけを知り、環境調整をしていくことはとても大事だ。


この事件から自分達が何を学べるのか、社会をどう変えていけるのかを強く訴えられていた。



益田Dr.のYouTubeでは、お母さんに子どもとは別の精神科医を付けることや


子どもと物理的に距離を置くことを提案されている。




社会が、子育てに、特に育てにくい子どもを抱えているお母さん達にもっと寛容であってほしい。


そして、少しでも想像力を働かせたり、当事者の話を聞いたりしてほしい。


泣いたり騒いだりしている子やその親に


冷たい視線を浴びせるのではなく


優しいまなざしを向けてほしい。


サポート体制のさらなる充実も急がれる。


悲劇を繰り返さないためにも、、、


3人のお子さんのご冥福をお祈りします。