買い物へ行こうと、久しぶりに「アイノカタチ」(カラオケ100点おじさん版)を聴きながら車を走らせていた。



ふいに、高校生の時に息子が言った言葉がフラッシュバックした。



息子が、当時順調に通っていた通信制高校を突然辞めると言い出し



なんとか思い留まらせようと、説得していた時のことだ。



あんたらが俺を学校へ行かせよう行かせようとした事がどんなに苦しかったかわかんないのか



心の底から絞り出すような声だった。



私は、青天の霹靂というか、雷に打たれたというか、奈落の底に落とされたというか



そんな気持ちが一気に押し寄せた。ガーンガーンガーン



これまで、子どものために良かれと思ってやってきたことが



ここまで息子を苦しめていたとは



私は気づけていなかったのだ。



最近、『感情不全』という言葉を知り



息子は、親が思っている以上に繊細で傷つきやすく



親が思っている以上に親の顔色をうかがい



親が思っている以上に親の期待に応えようとしてきたと改めて理解した。



息子自身も何とか普通の世界で生きていこうと努力していた様子もあった。



でも、それが自分にとっては非常に難しく、辛いことに気づき



自分らしくありたいと、多数派でない生き方に、私よりも先に舵を切っていた。



そんな自分を私に受け入れてほしかったのだろう。



このことをきっかけに、私の子育てというか、息子への関わり方が大きく変わった。



親が子どもを苦しめる存在になるのはやめようと思った。



自分の在り方にも目が向けられるようになった。






なぜ、今急にそのことが蘇ってきたのかわからないが



突然、悲しい感情が湧いてきて涙が出てきた。悲しい



まだまだ、そのことが私の中では消化しきれていないのか



心の傷として残っているのかはわからない。



当時はショックが大きすぎて、感情としてしっかり感じきれていなかったのかもしれない。



忘れ物のようなものかもしれない。



それは、これからもまた顔を出すかもしれないけれど



無いものにせず、感情をしっかり味わうことで



また、前に進んでいきたい乙女のトキメキ