息子と一緒に短時間の掃除のアルバイトをしてきました。
そこで改めて気づいたのですが、息子は掃除がうまいということです
親バカかもしれませんが、非常にていねいにキッチリとやります。
私は四角い部屋を丸く掃くタイプ
夫は水回りが異常に気になるタイプ
息子は整理整頓が得意で几帳面なタイプなのです。
不登校の時期を含めて、家で過ごすことの多かった息子に
私達は家事を仕込みました。
どちらかというと夫の方が熱心でした。
風呂場の排水溝の洗い方まで細かく息子に伝授する夫に
そこまでやらなくても。。。
と私は内心、あきれていました。
そのことを当時相談していたカウンセラーさんに話すと
「素晴らしいお父さんです!そういうこと(人の嫌がる所でも掃除できるようなこと)が大事なのです。きっと将来、役に立ちますよ」
と意外な返事が返ってきたのを覚えています。
夫のおかげか、息子はきっちりと掃除をするようになりました。
それが、今回の掃除のバイトに役立ったのです。
「細かい汚れが気になるので、今度はハブラシを持ってきてきれいにしたい」と言ってました
親から見て、パソコンを1日中つついている息子には
IT関係の仕事が向いているのではないかと勝手に妄想していました。
けれども、息子はそれを仕事にはしたくないと言います。
いくらパソコンが得意でも、チー厶で話し合ったり、人とのやり取りのある仕事は難しいかもしれません。
息子のイメージとしては、アルバイトといえば接客業を思い浮かべているようです。
本人の社会経験が乏しいのでしかたのないことですが
コミュニケーションが苦手なので、それも厳しいでしょう。
でも、本が好きなので、本に囲まれた仕事や
畑作りをしているので、農業関係もできるかもしれません。
そう考えたら、息子の可能性は広がります。
後は、本人がやる気になるかどうかです。
それは、10年後か20年後かわかりませんが
きっと息子にできることが何かある。
紆余曲折しながらゆっくり見つけていけばいい。
そう思えると、私はどこかほっとしました。
そして、私にできることは、やる気を持てるような家庭、親子関係を作ることですかね