私はずっといい人仮面をかぶっていた気がします。
『人に迷惑をかけない』『相手に悪いから』が行動の判断基準でした。
嫌だと思っても、それを決して顔には出さない。常に穏やかでいる。
面と向かって相手に反論はしない。
お誘いを断ると次からは誘ってもらえないと思い、無理してでも付き合う。
もうね
、こういう思考や行動が私にとっては当たり前に条件反射的になっちゃってました。
人には優しく親切に
周りのことに気を配って
自己主張をせず
感情をあらわにせず
我慢する
なぜなら、母がそうだったからです。
母は自分のことは後回しにして、とにかく人に良くする人でした。
周りからはめちゃめちゃいい人だと言われていました。
母親というのは、娘にとっては毎日接する一番の見本です。
だから、私は母の影響を一番大きく受けて育ってきました。
自分とは真逆の、感情をむきだしにする人を軽蔑しながらも
心の奥では羨ましかったのかもしれません。
他人軸と自分軸という言葉をここ1、2年で知りました。
私はばっちり、他人軸で生きてきましたね![]()
今思えば、母は自分というものがなく、周りに影響されやすく依存しがちな人でした。
日本は同調圧力も強く、恥の文化(銀ちゃん先生のブログから)ですから
どうしても他人軸に寄った生き方になってしまいます。
息子の不登校で、やっと自分に目を向けられた私は
自分の軸ってなんだろう?
自分の本当の気持ちってなんだろう?
と改めて考えました。
はじめはそんなことにも気づけず、よくわかりませんでした。
まず、自分の感情が感じられなかったのです。でも、
どんな自分でもいいじゃん
自分は自分
というふうに思えるようになると
いい人仮面が少しはがれてきました。
それは、わがままとか自分勝手とかとは違い
自分の心を太切にすることです。
本当にやりたいことなのか
やらなければならないことなのか
自分に問いかけることができるようになりました。
まだまだ、長年染み付いた思考や行動のパターンは変わりませんが
それも私だし
立ち止まって考えることもできるようになりました。
今の自分と仲良くなれたら
良くも悪くも私を作ってくれた母に
感謝の気持ちが湧いてきました。
残りの人生は、自分の気持ちに正直に生きていきたいです。
そして、その姿を息子にも見せていきたいです。
ライラさん(アメリカのセラピスト)の
子育ては自分を知る引き金になる
という言葉が思い出されました。