11年前に乳がんになって入院した時に
仲良くなった人が2人います。
不思議なもので、同じ病気で入院していると
共通の話題があるので、いくらでもしゃべれて
短期間でもすごく仲良くなり
その後も付き合いが続きます。
その中の一人が先月亡くなったと、連絡をもらいました。
コロナ禍までは会うこともあったのですが
しばらくご無沙汰していたので
ショックでした![]()
亡くなった彼女は、3人の中でも一番若くて、手術も一番軽くすんでいたのに
数年後に再発をしてしまったのです。
癌の大きさは関係ありません
彼女は、どちらかというとマイナス思考の人だったので
「いやだよ、いやだよ」
「なんで(私が)?」
というネガティブな言葉ばかり発していました。
私は会うたびに、なんとか励ましたり元気づけたりしていましたが
だんだんとかける言葉が無くなってきました。
そして、自分も苦しくなってきました。
「頑張って」と言っても
もう十分、辛い治療を頑張って受けています。
「早くよくなるといいね」と言っても
よくなることはないのです![]()
メールでも何を伝えればよいのか分からなくなり
「お大事に」という言葉しか見つかりませんでした。
そのうち、コロナ禍で会えなくなり
私も夫のことやらでバタバタして、連絡が途絶えていました。
もう一度会って、話を聞けばよかった…
「紅葉が見たい」と言っていたから、車で連れて行ってあげればよかった…
ただ、話を聞いて寄り添ってあげるだけでよかったんだよね。
今なら、そう思えます💧
父がそうでしたが
弱った姿で他人にもう会いたくない人もいれば
最後にひと目でも、会いたい人に会っておきたい人もいるでしょう。
本人の望むことは、人それぞれです。
彼女は、どんなことを望んでいたのでしょうか。
もう一人の方もかける言葉が見つからなかったけれど
散歩に出かけた時に撮った花の写真を時折、送っていたそうです🌹
そんな支え方もあるのだなぁと思いました。
若い頃から別の病気を抱えながら、ずっと働いて
この10年間は苦しい闘病を続けて
懸命に生きてきた
優しい彼女が
どうか安らかに眠れますように
