映画・「小早川家の秋」(4日)
「午前10時の映画祭14」で上映されている映画です。1961年に封切りされました、半世紀以上も前の映画ですね、私の社会人の第一歩が三等機関士として乗船した貨物船で始まりました。場所は三菱重工横浜造船所、現在は「みなとみらい」となっている場所、京浜東北線は桜木町が終点で野毛の飲み屋街が賑わっている頃、焼き鳥の屋台も沢山ありましたね、伊勢佐木町は屋根の有る頃です。

新珠三千代のキリッとした容姿が魅力的、晩年とは全く違う感じ、同じように森繁久弥の若い頃も年齢の差を感じられました。

Webから拝借しました。
[[老舗の造り酒屋一家に起こる悲喜こもごもを、小津安二郎監督が名人芸とでも言うべき軽妙なタッチで綴った一作。小津は、前作『秋日和』(60)で東宝専属の司葉子に出演してもらった代わりにこの作品を引き受け、東宝で撮った唯一の作品となった。主演は『浮草』(59)に続く中村鴈治郎。森繁久彌ら当時の東宝人気スター総出演も楽しい。]]
[[関西にある老舗の造り酒屋の老主人・万兵衛(中村鴈治郎)は65才になり、今は経営を長女・文子(新珠三千代)とその婿・久夫(小林桂樹)に任せて隠居の身。画廊に勤める亡くなった長男の嫁・秋子(原節子)と次女・紀子(司葉子)の行く末が悩みの種だった。ある日、万兵衛の様子がおかしいことに気付いた娘夫婦が心配して調べてみると、万兵衛が昔の妾(ルビ:めかけ)つね(浪花千栄子)とよりを戻していたことが分かった。]]

映像が少なく、たった2枚しか見つかりませんでした。
改めて出演者の名前を見ると、何れ劣らぬビッグネームです、しかしセリフも少なく短時間の出演だった笠智衆は必要だったのかな?と思いました。
久し振りでエンドロールが無く「終わり」の字が出て映画はスッと終了、この方が余韻に浸れそうです。