皆様・良いお正月を(31日)
2023年も今日でおしまいです、随分前からこの一年間の想い出をまとめようと思っていたんですが、何もまとまらずに大晦日になりました。
暫くブログを休んでいましたが、肉体的な苦痛などは無かったんですが、一言で言えば「気持ちが載らなかった」のです。今日のブログは29日に見た映画「アンブッシュ(Ambush)」の予定でした、海外の国でも強く記憶に残っているサウジアラビアの南部に隣接する回教徒のアラブ人の国、イエメンの内戦を題材にした映画ですが接近した銃撃戦、無人機の映像による戦況の判断、武装ヘリによる銃撃等々見ていてもやりきれないほどの気持ちになり、リアルすぎる映画の感想は控えました。

映画から帰って餅つきです。昭和20年代、物資が極端に不足していた時代ですが、栄養面は別にして空腹で困ったという経験はありませんでした。つきたての餅を珍重して食べる風習からか当時の餅つきと言えば年に数回で「おやつ」等の言葉も知らない時代の私達「ど田舎」の子供にとっては一大イベントでした。
特に「本家(ほんけ)」(父の生まれた家)での餅つきは強く記憶に残ってます。臼は「欅」をくりぬいた大きな物で一度に1斗(10升)の餅を搗く事が出来ました、一人では無理、普通は4人で搗いてました。但し複数で搗くときには全員が杵を持つ手の「勝手」は同じで無ければ杵同士がぶつかります。我が一族?は不思議に全員「左勝手」、格闘技が好きな一族の男は全て柔道の組み手は「左」、相撲は「左四つ」でした。
臼できれいな餅を搗くには杵を振り上げて搗く前の「捏ねる」のが大事で、1斗の餅米も4人で捏ねて汗が出始める頃には、もう餅になっていますので杵を振り上げるのは「出来上がったよ」の合図みたいな物です。

こんな餅つきが出来るほど広い土間がありました。

それに引き替え、ささやかな我が家の餅つきです、1kg(約7合)の米が入ってます。


簡単ですね、ジッと見ている中に出来上がりました。

 

私が食べるのは「納豆餅」です、他にも「小豆」「クルミ」「ずんだ」「雑煮(具だくさんです)」等がありますが、もう満腹です。

色々な病気に振り回されました、終末も近いのは自覚していますが、運動不足解消の目途が立ちません、流されながら生きていくのが良いのでしょうか?
皆様、良いお年を。