ロシア映画勉強会・「ドヴラートフ レニングラードの作家たち」(17日)
主催者から事前に今回の上映する映画の題名と監督名などの連絡はありましたが、内容の説明はありませんでしたので、ネットで探し予備知識を得たつもりでしたが、とてもそれでは不十分で映画を見ても分からないことばかり。
矢張り映画によってはロシアの生活や習慣が分らなければ映画そのものがわかりません、特にロシア映画はストーリーが有るのか無いのか判断に苦しむような(私個人の感じです)ものが多いので、ある程度の基礎知識が無ければ2時間あまりの長い映画では拷問の道具になってしまいます。
場所は何時もの元町4丁目の「元町映画館・特別室」です。

[[現代ロシアの伝説的作家セルゲイ・ドブラートフの激動の半生を描き、第68回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞した伝記ドラマ。1971年、ソビエト・レニングラード。言論に自由の風が吹いた“雪解け”の時代を経て、社会には再び抑圧的な“凍てつき”の空気が満ち始めていた。ジャーナリストとして働きながら文筆活動に勤しむドブラートフの6日間を切り取り、後にノーベル賞を受賞する詩人ヨシフ・ブロツキーら若き芸術家・活動家たちのひたむきな生を描き出す]]
2時間余の長い映画でした、危惧していたとおりに画面の繋がりが良く分かりませんでした、また会話の内容は事前に彼の一生を知らないと何も分からないかもしれません。これほど難解な映画ですから眠くなるかと思ったら、必死に理解する努力をしていたんでしょうか、居眠りもすること無く長い映画は終わりました。



今日の映画もよく理解で無いままに終わりました、それほど興味の持てない題材なので、これ以上調べるのは]中止」です。
[[今迄も述べてきたことですが、再度説明致しますので以下をご覧下さい。
時節柄「ロシア」と言う名前までが毛嫌いされているようですが、誤解無きよう改めてこの「会」の名前の由来等を説明致します。
「ロシア映画勉強会」と言う名前がついていますが、別にロシアのウクライナ侵攻や共産党とは無関係です。
この勉強会の原型は映画が好きな人の集まりで水道筋に近い喫茶店などでの映写会から始まりました、もう10数年以上も前になるのでは?その後も場所を変えてロシア、東欧の映画だけでは無く、プロの著名な弁士を招いてチャップリンや阪東妻三郎の無声映画なども楽しみました。
現在は「元町映画館」のご厚意で今の場所で行われるようになりました。
この会の主催者が現在の方も以前に協力していた方も女性で、市内の国立大学の大学の講師と教授(現在は東京大学大学院教授)で、お二方共にスラブ民族の文化や映画を研究されていた方です、従って検閲が厳しかった「ソ連」時代から「ロシア」に移行した後の映画の変遷を私達素人にも分かりやすく説明してくれます。国策として作られた映画にも興味深いものがありましたが、言論を統制されていた時代から自由に作れるようになった現在までは明らかに「時代の流れ」を感じさせられます。海外を飛び回って仕事をしていた私には、日本は自由な国という事を改めて感じます。]]