今回の企業側の苦悩は前回の告知通り「面接で出会った珍事」について書いていこうと思います。
皆さんは働いている方なら面接を経験したことは1度はあると思います。
前回の履歴書を無事突破した方が次に辿りつく関門です。
面接といってもアルバイトのように簡単にお話しするような面接もあれば、
集団面接や細かく根掘り葉掘り聞かれるような面接もあると思います。
なぜ企業は面接の際に色々聞いてくるのか、履歴書で書類の扱い方を見た後は
面接で顧客や同僚との接し方を見ています。
求職者から見て面接官は就職が決まれば上司もしくは先輩になるわけです。
その相手に対してどうコミュニケーションを取ってくるのか、
集団面接の際に行われるディベートなどで同じ求職者との話し合いでは、同僚とどういう形で
コミュニケーションを取るのかを見ています。
その企業で就職が決まれば同僚になるわけですから、出来るだけ一緒に働いていてストレスを感じない人を取りたいと企業側は思っています。
決して媚びを売るのが上手いだとか、ユニークな人という意味ではありません。
しっかり意思疎通ができ、相手に不快な感情を抱かせない。
それだけでいいのです。
これが昨今企業が求めているコミュニケーション能力です。
さて、そんな中で私が面接であった珍事について書いていこうと思います。
その1
保護者同伴!
これは良くネットなどでも書かれていることがありますが、
私自身まさかそんな人いないだろう!と実際出会うまでは思っていました。
入口までや会社の近くまで付き添いで誰かが来ている事は、稀にありましたが
その方は面接の現場に保護者の方が同伴でいらっしゃいました。
そしてさも当然のように面接も同伴したいとおっしゃられました・・・
先ほど述べたように面接ではその人自身のコミュニケーション能力を判断しています。
その状態で保護者がいないとダメな方と言うのは面接をする意味すらなくなってしまうのです。
その方にはその旨をお伝えしましたが、どうしても保護者がいないとダメだという事でしたので
面接に入らずに不採用とさせていただきました。
その2
フレンドリー!
これは集団面接の際ではなく個人面接の時だったのですが、常に面接官に対して若者言葉を使っていました。
恐らく学校などでは友達も多く、輪の中心になるような子なのでしょう。
しかし会社は学校ではありません。
業務としての教育は施しますが基礎教養まで教えて貰えるはずはありませんし、いくら労働に必要な能力だからといっても必要最低限の言葉遣いやマナーは教育しません。
その3
話しが通じない!
これはどういう事かと言うと、こちらの質問に終始答えずに自分の知りたい情報のみを質問し続けるという人でした。
何を質問しても全く質問の内容に答えずに、すでに求人で出ている情報を質問してくるという的外れな方でした。
そもそも面接の場では企業側はより良い人材を獲得するために、その人の事を知る。
そのために面接を実施しています。
労働条件や会社の方針といったものはそれまでに求職者側が調べることは出来ると思いますし、
エントリーをしたならある程度こちらが提示している条件を見ていただけてるというのを前提で
面接に入らせていただいています。
すでに出ている情報を質問するという事は、企業側に悪いイメージが付きますので求職者の方は気を付けてくださいね!
その4
受かる前提!
こういう方は多いのですが、面接の途中で雑談みたいな形になったときにもし受かったらという話しをすることがあります。
それ自体は良いのですが、その前提で経営者目線で経営の方針について語ったり
何が起きても定時で帰りますなど、
今それを口に出してしまうと印象悪くなるのがわかりきった事をポロっと言ってしまう人が多いです。
受かる前提で話しをしていただけるのは大変好印象なのですが、あくまでも面接では企業側は一緒に働いたらどうなるか、という観点で見ています。
ポロっと本音が出てしまうという事は顧客に対しても言ってはいけない一言を言ってしまう可能性があるという事です。
ここまでいくつか書かせていただきましたが、基本的に面接の時に見ているのは
面接という緊張状態で出てくるその人の本質を見させていただいています。
面接という場なので先に書かせていただいたような例外な方を除いて基本的には皆さん
丁寧な話し言葉でしっかりと受け答えをしていただけます。
面接という限られた時間で企業側はその人が一緒に頑張れる人なのか、自分1人でなるべく正しい判断を取れるのかという点を見ています。
その点を大きく表してコミュニケーション能力と言っています。
昨今労働者の意見も取り入れるよう努力はしている企業は多いですが、企業としては取り入れる情報には限界があります。
なぜ限界があるのか、それは次回「法制度」でお話ししようと思います。
ではまたの機会に!