日曜日の午後 25 | 青いたんぽぽ

青いたんぽぽ

ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←





 
 
 
 
 
女の子みたいに、オレは身体が崩れないように相葉くんにしがみつく
 
冷蔵庫に押し付けられて、身体を相葉くんの方に向けられて唇を塞がれた
 
 
考える暇なんて与えられないように
 
呼吸すら出来ないくらい
 
口の中を犯される
 
 
 
「…んっんん」
 
 
身体全体が力が入らない
 
 
 
なんで?
 
どうして?
 
 
そんなことすら、考えることも出来ない
 
しっかりと相葉くんの背中に手を回して、着ているシャツを掴む
 
 
耳に入ってくるのは、自分ではないような甘い声
 
 
「…んっ…あっ…」
 
 
相葉くんの手がオレの身体のラインを撫でるように触れるたびに、そこに熱が篭もる
 
 
「櫻井さん、ホントに可愛い」
 
 
耳元に囁かれるけど、言葉なんて返せない
 
しっかりシャツを掴み、顔を相葉くんの肩に置く
 
 
「止まんなくなっちゃうよ」
 
 
相葉くんはオレをぎゅっと抱きしめると
 
 
「櫻井さんの料理いただけますか」
 
「え?」
 
「このまま櫻井さんを食べちゃってもいいんですけどね」
 
 
その意味が分かって、ばっと相葉くんから離れる
 
 
「おっお前!」
 
「ホント、美味しそうなんですもん」
 
「おっオレは食べ物じゃねぇ!」
 
「ふふふ」
 
 
相葉くんはオレに笑いかけて、いつの間にか消されていたコンロの火を点けた
 
 
「どのお皿に盛りつけます?」
 
 
コンロに掛けてある鍋の蓋を取り、中身を確認しながら言う
 
 
「美味しそう」
 
「…ありがとう」
 
 
オレは、棚から皿を取り出して相葉くんに渡した