あもーれ 34 | 青いたんぽぽ

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自主学習を相葉くんでしたら、あんなことになって

 

だから、ものすごく相葉くんと顔を合わせるのがとても恥ずかしくなって

 

とても二人だけで居ることに耐えられなくて、先に学校に行く

 

でもどうしても、同じクラス

 

顔を合わせないわけにいかない

 

だから、誰かと居ればそんなに恥ずかしくないかもしれないと思ったんだけど、やっぱりそんなことはなくて…

 

 

どうしよう…顔見れねぇ!!

 

 

相葉くんが隣に来るけど、全然顔なんて見れなくて

 

話してもないのに、ニノがものすごく楽しそうな顔してこっちを見ている

 

 

もぉーーーー

 

 

 

「ごめんね」

 

 

そんなことをしているオレに相葉くんが謝ってきた

 

 

え?謝るのはオレだろ?!

 

 

そう思って相葉くんの方を見れば、心配そうな顔してて

 

 

「ち…違うの。相葉くんは全然悪くないの」

 

 

こんなとこであんなことをしたなんて言えない

 

だから、帰ったら話そうと家に誘った

 

 

 





「はぁ?!」

 

「だから、昨日言ったじゃない」

 

「聞いてないし」

 

「翔が聞こえてなかったんじゃなの?最近、翔、変だもの」

 

「え?」

 

「心ここにあらずみたいで。何、恋人でも出来たの?」

 

「そっそんなわけ…」

 

「あるのね。翔もそういう年頃だものね。どんな子なの?」


「別にいいだろ」


「今度、紹介しなさいよ。あっ、今日お母さんがいないって言っても連れ込まないでよ」

 

「ばっバカじゃねぇの!」

 

「照れないの。可愛いわね」

 

「もう、黙って」

 

「それでね、今日は雅紀くんのお母さんも一緒なのよ。だから、一緒にご飯でも食べたら?冷蔵庫にオムライスの材料買ってあるから。たまには、作ってあげたら?」

 

「は?」

 

「今は男でも何か作れた方がカッコいいんだから。雅紀くんに教えてもらえばいいわ」

 

「いいって!」

 

「連絡しておくから」

 

「だからいいって言ってるだろ!もう、時間じゃねぇのかよっ」

 

「あら!じゃ、火だけは気を付けるのよ?」

 

「子供じゃないんだから」

 

「十分子供よ」

 

「もういいだろ。おばさん、待ってるよ」

 

 

母さんは、オレの頭を撫でて出て行った

 

 

 

かあさんは相葉くんのお母さんと仲が良い。

共通の友達がこっちに来たから、食事をするってことで遅くなるらしい

 

しかも父さんは、突然の出張が入った

 

砦の弟は、友達のとこに泊まりにいった

 



…ということで、今日はいきなりこの家には一人

 

しかも、相葉くんを呼んでしまって

 

 

「今日は、まだだよね…」

 

 

まだ、心の準備が出来てない…と思う

 

 

「はぁーーーーー」

 

 

緊張を身体から吐き出すように息を吐き、とりあえずオムライスに挑戦しようとエプロンを手に取った