あもーれ 33 | 青いたんぽぽ

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腐なので、ご注意ください(笑)

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しょーちゃんがおかしい


 


 


たまたま朝練が無くて、一緒に学校に行こうと思って迎えに行ったのに、もう出て行った後


 


今日はしょーちゃんも無いはずなのになぁと不思議に思いながら教室に入れば、先に居たしょーちゃんが俺を見つけた途端に教室から飛び出していった


 


 


え?俺、なんかした?


 


 


追いかけようと思ったけどすぐに戻ってきたと思ったら、まったくこっちも見ずにニノと話すし


 


俺も一緒に居たいから隣に座れば、コントか?と思うほど横を向く


 


 


「しょーちゃん?」


 


 


誰から見ても不自然な動きをするから、心配になって肩に手を置きながら


 


 


「どうしたの?」


 


「べっ別に!」


 


 


珍しく声を裏返しながら言うんだけど、こっちを全然見ようとしない


 


嫌われてはいない


 


それは分かる


 


だって、耳が真っ赤なんだもん


 


ものすごく照れてる感じは伝わっているけど、なんで照れるのか?


 


 


え?もしかして、俺のこと好きすぎて?


 


 


なんて思うとかなり嬉しい


 


しょーちゃん、可愛すぎるんですけど♪


 


 


「相葉さん、顔」


 


「え?」


 


「気持ち悪っ」


 


「酷くない?ねぇ、しょーちゃんもそう思うでしょ?」


 


「そっそうだね」


 


 


そう言いながらも、まだこっちを見ようともしない


 


 


「ねぇ、しょーちゃん」


 


「何?」


 


「俺、なんかした?」


 


 


あまりにも不自然すぎるほどこっちを見ないから、だんだんと心配になってくる


 


 


「もしさ、俺がしょーちゃんに何かしたらならそれはごめんね。俺、無意識にしょーちゃんを怒らせるようなことしてたなら…」


 


「…違う」


 


「え?」


 


「違うのっ!」


 


 


耳と同じくらい真っ赤な顔をしたしょーちゃんがやっとこっちを見てくれた


 


 


「しょーちゃん?」


 


「ち…違うの。相葉くんは全然悪くないの」


 


「じゃぁ?」


 


「い…今は言えない」


 


「何?ホントは…」


 


「だから、違うの!」


 


「しょーちゃん?」


 


「今日、部活が終わったらうちに来てくれる?そしたら、全部話すから」


 


 


しょーちゃんはそう言って、下を向いた