便利屋さんな感じw | 青いたんぽぽ

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ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←

 

 

潜り込む山夫婦な感じです。

 

勝手にすみません…

 

昨日は智くんの入所記念日だったそうで

 

おめでとうございます!

 

 

慌てた感満載でよろしくお願いいたします←

 

 

 

 

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 

 

「スーツとか、苦手なんだけど」

「似合ってるよ」

 

鏡の前で、ぶすっとしている智くん

 

白シャツにネクタイ、グレーのニットにメガネ

 

いつもはこんな服装なんて絶対にしない

だから、凄く新鮮で…

 

見惚れる

 

なんて恥ずかしいから、絶対言わないけど

 

「翔くんは似合ってるよな」

「そう?」

「すごく、カッコイイ」

 

真顔でそんなこと言われるから、こっちが照れる

 

「智くんだってカッコいいよ」

「そう?」

 

せっかく照れないようにしてたのに、そんなこと言われて顔が赤くなるのを見られないように顔を逸らせば

 

「こっち見なよ」

 

って、頬に手を当てて自分の方に向かせて

 

「可愛い」

 

にこって笑って、唇にキス

 

「もぉ!」

「照れんなって」

「仕事になんないでしょ」

「やめよっか」

「バカ」

 

オレは智くんから離れて、デスクの上のバックを掴む

 

「ニノが待ってるよ」

「ええーもぉー」

「ええーもぉーじゃない!」

 

智くんの腕を掴むと、ドアの方へ向かう

 

「駄々こねないの」

「分かったって」

 

諦めた声を出しながら、智くんはオレと一緒に事務所を出た

 

 

 

「馬子にも衣装」

 

ハンドルを握りながら、ルームミラーを見てニノが笑いながら言う

 

「お前、ホントに失礼な」

「そんなことないでしょ。大野さん、似合ってますよ?」

「お前、嫌い」

 

リアシートに身体を埋めて、智くんの機嫌は最悪

元々、身体を使う方は得意な智くんは、今回みたいな企業のデータを盗むのは苦手

こういった仕事は、オレのほうが得意なのだけど

各部署に散らばってるデータを取り出さないといけないから、今回はニノも一緒にすることになった

 

「今回は、もう一人入りますから」

「え?」

「俺の同僚で、松本っていうやつなんだけど」

「ふーん」

「数日前から潜り込んでるんで、松本に詳しい内容を聞いてください」

「分かった」

「で、翔ちゃん」

「ん?」

「松本に気を付けてね」

「なんで?」

 

「翔ちゃん、松本のタイプだから」

 

それを聞いた瞬間に、智くんがオレの腕をぎゅっと掴んだ

 

「松本、大野さんよりちょーイケメンだから」

「は?!」

「この仕事、辞める!翔くん、帰ろう!」

「ばっバカなんじゃねぇの!仕事なんだからね」

「ニノ、そいつ、外せ」

「大野さん、頑張ってねー」

「「ニノ!!」」

 

 

仕事をする前から、智くんの機嫌を直すことでぐったりする

 

もぉ…

 

「仕事終わったら、二人でゆっくりしようね」

「寝かせねぇからな」

 

 

仕事の後のことを思うと、軽くため息を出た

 

 

 

 

 

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆

 

 

 

 

お…御祝い感が…

 

すみません

 

 

この後、松潤も合流して、わちゃ…いや、真剣に仕事をします

まぁ、しょーさんにちょっかい出そうとする松潤を智くんがいろいろと防御しますけどw

それは、またいつか←おい

 

まぁーくんの絡みは……

事務所の近くのペットショップの店員さん

いつぞやのペットショップの店員さんとリーマンのお話に出てくる感じ?w

 

…なんて、頭の中で楽しんでますww

 

 

ではでは、最後までお読みいただきありがとうございました!