おつかれさま | 青いたんぽぽ

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ちょっとした番外編?w

 

 

 

 

 

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

 

「おかえり」

「ただいま」

 

笑顔で部屋に帰ってきたキミは、意外と元気そうな顔してたんだけど

お風呂に入って空の頭を撫でながら、そのまま眠ってしまった

 

長時間の生番組の司会を務め、その前だってかなりの仕事をこなしてきて、体力的にも相当辛かったと思う

だから、帰ってこの状態でも仕方ないと思うんだけど

 

「これじゃ、休めないでしょ」

 

ふっと笑いながら、普段ならすっごく嫌がられるけど、お姫様抱っこをしてベットに寝かせる

忙しさと自分で絞っていたせいで、すごく軽い

 

「好きなものを作ってあげよう」

 

今までの頑張りを労うような美味しい料理を作ってあげようって、松潤からレシピを聞いて、大野さんはキミの好きな魚を釣ってくるって

ニノはキミの好きなお酒を持ってきてくれた

 

ぐっすり眠ってるキミの髪を撫で、無防備に少し開いてる唇に軽く合わせて、部屋を出た

 

 

「あーあー」

 

部屋を出ると、空がこっちに向かって手を伸ばしてる

 

「ん?どうした?」

 

空の側に行けば、俺を通り越してキミの眠っている寝室に手を伸ばしてる

 

「しょーちゃんのとこ、行きたいの?」

「あーあー」

 

ずっと、キミに会いたいって我慢してたもんね

 

その姿にくすりと笑って、空を抱き上げる

 

「静かにしてろよ。しょーちゃん、疲れてるから起こさないような」

「あー」

 

俺にそう言われて、空は分かったのか俺の顔に手を当てる

 

「わかったわかった」

 

 

空と寝室に入りキミの隣に座れば、空はキミの髪を撫でる

 

「しょーちゃん、空がお疲れ様だって」

「あー」

 

聞き分けがいい空は静かにキミを見てる

 

「空、しょーちゃん頑張ったね」

「あー」

 

2人でキミの寝顔を見ていたら、ゆっくりと目を覚ます

 

「空?」

「ごめん、起こしちゃった」

「ううん…あれ、オレ…」

「空のとこで眠っちゃったから、連れてきた」

「ありがとう。重かっただろ?」

「全然。俺、結構力持ちよ?w」

「どMの雅紀だもんな」

「そうだよw」

 

キミはくすくす笑いながら起きようとするから

 

「まだ寝てていいよ」

「でも」

「空、しょーちゃんの隣で一緒に寝てて」

 

俺は空をキミの隣に寝かせる

 

「相葉くん?」

「これからね、美味しいご飯を作るからここで待ってて」

「でも、相葉くんだって疲れてるだろ?仕事しながら空見ててくれたし」

「それなら、しょーちゃんもそうでしょ?また、夕方からZEROでしょ」

「うん」

「なら、もう少し休んでて。空、しょーちゃんを癒してあげて」

「あー」

 

空はキミの方を向いて、キミの頬に手を当ててる

キミはその手をぎゅっと握ると

 

「すごい癒しだ」


そう言って綺麗な笑顔をするから


「俺だって!」


ちょっと空にヤキモチを妬いて、空の隣に寝転びキミの手を握る


「ヤキモチ妬くなって」

「しょーちゃんは、俺のだもん」

「分かってるって」

「ホント?」


キミはくすくす笑いながら


「今日、オレが帰ってくるまで起きててくれる?」

「え?」

「オレを癒やしてくれるんだろ?空、寝かせててね」


その言葉の意味をキミの笑顔で理解する


「うん!分かった!空、いっぱい寝ろよ!」

「がっつきすぎ」

「いいの!」

「じゃ今は、オレの空腹をなんとかしてくれる?」

「分かった!」


俺はキミにキスをして、空にもキスをして起き上がる


「すぐに作るから」

「うん」


「しょーちゃん」

「ん?」



「お疲れ様」

「ありがとう」


綺麗に微笑むキミにもう一度キスを落として、俺は寝室を出た




次は、本編にもどります…