キミはママ? 21 | 青いたんぽぽ

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昨日の夜会

しょーさんが可愛すぎて、さっぱり内容を憶えてない←

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

 

 

「ニヤニヤしすぎて気持ち悪いんですけど?」

 

スマホの待ち受け画面を見ながら、自分の顔がどんな風になってるのかは知っている

 

空にキスをしてるキミとそれを笑顔で見ている俺

 

松潤に写メを送り付けて作ってもらった画像

3人がすごく幸せそうで、見ている俺も幸せ中

 

「これいいだろ?」

「知ってますよ。それ、俺も手伝ったんですから」

「え?そうなの?」

「相葉さんを入れないようにしたんですけどね」

「止めろよ」

「止めたでしょ」

「ありがとうな」

「翔ちゃんと空と…仕方ない、相葉さんのためですから」

「仕方ないはないだろw」

 

あれから、メンバーとうちの家族と事務所には、うちらのことを話した

揉めないわけはないけど、メンバーが必死に掛け合ってくれ、うちらの真剣な想いが通じて許してもらえた

外部に漏れないようにと、3人で住める家まで探してくれて

本当に感謝しかない

 

みんな、ありがとう

 

「で。いつ、引っ越すの?」

「とりあえず、しょーちゃんの仕事がひと段落したら」

「もうちょいですね」

「うん」

「じゃ、みんなで手伝いに行きますからね」

「ありがとう」

「俺の部屋も用意しておいてくださいよ」

「なんでだよ」

「それならも、俺らの分もな」

 

いつの間にか、楽屋に入ってきていた大野さんと松潤が笑いながら言う

 

「俺らの新居なの!」

「いいじゃん、みんなで住もうよ」

「いつかの番組みたいにシェアハウス」

「翔くんもシェアできる」

「しないから!」

 

感謝しながらもわいわいといつも通り過ごしていると、空を抱っこしながらキミが楽屋に入ってきた

 

「あれ?どうしたの?」

 

今日は俺の方が朝が早かったから、空をキミが預けることになっていたんだけど

 

俺は椅子から立ち上がり、キミと空のところに行く

キミは困ったような笑顔をして

 

「どうも空のご機嫌が斜めなんだよね」

「え?」

「預けに行ったんだけど、空がなかなか離れなくてさ。すげー泣いちゃって。なぁ、空」

 

困った笑顔のまま、キミは空を見つめる

空はそんなキミを見て、にこにこと手をキミの頬に当てて笑ってる

 

「機嫌良さそうだけど?」

「さっきまで、ぎゃん泣きだったのに」

 

「翔くんと一緒に居たいんじゃねぇの?」

 

大野さんが優しい笑顔で空の側に立ち、頭を撫でて言う

 

「やっぱりそうなのかな」

「翔くん、今一番忙しいから。空もわがまま言いたくなったんじゃね?」

「うーん。そっかぁ」

「そうそう。今日は甘えさせてあげようよ」

「でも…」

「いいんじゃないんですか?うちのリーダーがそう言ってるんだから」

「空にまたカッコいいとこ見せてあげようよ」

「しょーちゃん、今日は甘えようよ。まだもう少し我慢させなきゃいけないからさ」

 

キミはみんなの顔を見て

 

「ごめんね。迷惑かけて」

「だから、迷惑なんて言ってないだろ。俺も空にカッコいいとこ見せたし。それに一緒に住むんだから」

「は?」

「一軒家借りるんだろ?だったら、みんなで住もうかって話をしてたんだ」

「しないって!」

「相葉さんだけ、翔ちゃんと空を独占させるわけにいかないんです」

「俺も、しょおくんと住みたいな」

「ふふふ。それもちょっと楽しかもな」

「しょーちゃん!」

 

俺は笑ってるキミと空をぎゅっと抱きしめ、みんなから隠す

 

「しょーちゃんと空はシェアはしません!!」

 

俺の必死な姿を見ていたみんなはすげー笑い始めた

 

 

 

 

つづく