キミはママ? 20 | 青いたんぽぽ

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ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

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明日は24hですよ!

登場から泣きそう…

 

そんな溺愛翔担ですw

 

 

 

 

 

 

 

 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

 

かあちゃんのあまりの爆弾発言に、キミはまた固まったままだ

 

「知ってるって、どういうことだよ」

 

キミの代わりに聞けば、かあちゃんは優しく笑ってキミの側にきた

 

「自分の息子がどんな目で相手を見てるかなんて、母親は分かるものよ。翔くん、ありがとうね」

「え?」

「雅紀は、優柔不断なとこもあるけど、意外と頑固なの。こうと決めたら、後先考えないで動くこともあるし、周りを巻き込むこともあるわ。けど、自分の大切な人は何があっても守る子なの。間違ったことはしないわ。翔くん、こんな子だけど、これからもよろしくお願いします」

 

かあちゃんはキミの手を取り、真っ直ぐ見て言った

 

「僕は…」

 

キミは俺の方を見て、にっこり笑う

 

「僕も同じです。頑固で融通が利かなくて。自分でも情けないくらい打たれ弱いとこもあります。そんなオレと空を一緒に育ててくれるって言ってくれました。いつ、本当の母親のところに戻るかもしれないのに。相葉くんは優しくて温かくて、周りを明るくさせてくれる人です。こんなオレには本当にもったいないくらいの人です。本当なら、オレなんかじゃなくて、みんなに祝福される家庭を作れる人です。けど、オレは相葉くんと一緒に生きていきたいって思ってます。お母さんもお父さんもご兄弟にご迷惑をたくさん掛けると思います。こんなオレですが、よろしくお願いいたします」

 

「しょーちゃん!」

 

俺はキミを抱きしめる

 

「俺も。俺もしょーちゃんとずっと一緒に生きてくからね!」

「うん」

「ずっと。ずーーーーーっと、一緒に居ようね!!」

「うん」

「だからさ、今度、しょーちゃんちに行こう」

「え?」

 

「俺、きちんとしょーちゃんのご両親に挨拶に行きたい。しょーちゃんと一緒になりたいとちゃんと言いに行きたい」

 

「相葉くん」

 

「俺たちははっきり言って、みんなに祝福してもらえるような関係じゃない。俺らのことを大切に思ってくれる人たちにお互いが大事だと知っててもらえればいいんだ。すんなりと受け入れてもらえないかもしれないけど、分かってもらえるまで気持ちを伝えたい。だから…」

 

 

俺と結婚してください

 

 

俺はキミから離れて、右手を差し出し頭を下げた

 

キミはたぶん、俺の一番好きな笑顔をして

 

「はい」

 

そう言って、俺の手を握りしめた

 

 

 

 

 

 

 

つづく