キミはママ? 12 | 青いたんぽぽ

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ふんわり笑って、しょーさんを押し倒し

オス全開で攻めまくるまぁーくんをください←

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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空を間になんとかいちゃいちゃしていると、部屋のチャイムが鳴った

 

「しょおくん、空。パパですよ」

 

松潤が部屋に入るなり、俺の存在を見ないふりをしてキミと空を抱きしめる

 

「おい!パパは俺!つか、離れろ!!!」

「いいじゃん、たまには。いつも、相葉くんしてんでしょ」

「ダメに決まってるんだろ」

「たまには、いいんじゃね?」

「しょーちゃんまで!!」

 

笑ってる2人を引き離し、俺はキミと空を抱きしめる

 

「この2人は俺の!」

「子供かよw」

「ねぇwあっ、もう少ししたら、もう一回同じする人が来るから」

「え?」

 

松潤の言葉に驚いてると、部屋のチャイムが鳴る

 

「相葉くん、誰か来たよ」

「知ってる。けど、離れたらまたしょーちゃんが抱きしめられる」

「んなわけねぇだろ」

 

キミは誰なのか、見当がついているらしく、俺を自分から引き離す

 

「ほら、行って来いよ」

「もぉ…抱きしめられそうになったら、空と逃げてよ」

「出来るならなw」

 

しぶしぶ玄関のドアを開ければ、制止をする前に俺の脇をするりと抜け

 

「翔くん、空。パパだよ」

 

今度は、大野さんが2人を抱きしめる

 

「だから!俺がパパ!!!」

 

 

 

 

「相葉くん、ちゃんと持って」

「わかってるって」

 

大野さんを2人から引き離してると、部屋に大きな荷物が届いた

 

俺らからのプレゼント

 

そう言われて受け取ったものは、空のベビーベット

あると便利だなって思ってたから嬉しい

せっかくだから、使えるようにしようってことになり

 

大野さんが組み立ててる間に、俺と松潤は模様替え

キミは空を抱っこしながら、大野さんの側に居る

 

「翔くん、次はこれ?」

「うん。それはそこ」

 

この2人が一緒にいる空間は、なんとも言えなくて

ゆっくりとした空気が流れてる

しかも、空を抱っこしてるキミはママだから、本当の夫婦みたいで

 

「俺が組み立てるほうになれば良かった…」

「あなた、説明書通りになんてしないでしょ」

「出来るよ」

「ああいうのは、大野さんのほうが向いてる」

「分かってるんだけどさ」

 

なんか、妬けてくるじゃん

 

「これはここでいいよ」

 

俺のことが可笑しいのか、松潤は笑ってる

 

「早く、しょおくんを取り返しておいで」

 

そう言われた瞬間に俺はキミと空の隣に座る

 

「ヤキモチ焼きのだんな様だね」

 

そんな俺にキミと大野さんは苦笑い

 

「モテる奥さんがいると大変なの」

「は?オレ、相葉くんみたいにモテないよ?」

「自覚持ちなよ。しょーちゃんはモテるの」

「自覚って…モテないよね、智くん」

「少なくとも、俺にはモテてるけど?」

「は?」

「俺もだよ、しょおくん」

「ほら、俺のライバル、結構いるんだよ。しかもこの2人は最強だから、おちおちしてらんないの」

「わけわかんねぇ」

「でも、一番の最強ライバルは、空なんだけどね」

「あー」

「子供に嫉妬すんな」

「ほら、空までライバル宣言だ」

「勝手に解釈すんなよぉー」

 

周りは結構本気なのに、からかわれてると思ってちょっと不機嫌になってるキミがおかしくて、思わず3人で笑ってしまった

 

 

 

 

つづく