キミはママ? 11 | 青いたんぽぽ

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しょーさんって、ホントにママが似合うと真剣に思う今日この頃ですw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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あれから数時間後に、空の泣き声で起こされて

キミは空のミルク作り、俺は自分たちの朝食の準備をした

キッチンに立ちながら、キミが空の世話をしているのを見て

 

「しょーちゃんって、上手いよね」

「何が?」

「おむつ交換とかさ、ミルクをあげるのとか」

「ああ。オレ、年の離れた弟いるじゃん。だからさ、おむつとか換えるの手伝ってたし。あと、昔資格取ったじゃん。相葉くんも取ったでしょ」

「昔、あったね」

「なんとなくなんだけど、憶えてるんだよ。こんなとこで使えるなんて思いもしなかったけどね」

「ホントだね」

「よし!空、お腹いっぱいになったね」

 

哺乳瓶のミルクを全部飲み切って、空は満足そうな顔をしてキミの顔を見る

 

「あー」

「美味しかったか?」

「あー」

 

キミは嬉しそうな顔をして、空をぎゅっと抱きしめる

 

「可愛い」

 

そういうキミもすごく可愛いんですけど

 

「何?」

 

俺の視線を感じたのか、キミがこっちを見る

 

「幸せな光景だなって」

「そう?」

「うん。空のご飯も終わったから、うちらも食べよ」

「ああー、腹減った」

 

キミは空をタオルの上に寝かすと、椅子に座る

 

「やっぱり、相葉くんのご飯は美味しそうだ」

「そんなことないよ。しょーちゃんの唐揚げ美味しかったよ」

「ああ、あれね…揚げるの怖くてオーブンで焼いたんだ」

「すごい美味しかったよ。また作ってくれる?」

「あんなんで良ければ、いつでも作ってやるよ」

 

ちょっと照れたような顔して言うキミを今すぐ食べたいって思うけど、そんなことしたらめっちゃ怒られそうだから、我慢…

 

「さっ、冷めないうちにどうぞ」

 

俺の思ってることを悟られる前にご飯を食べ始めたんだけど

 

「思ってることがダダ漏れだかんな」

 

茹でタコみたいに顔を真っ赤にしてるキミを目の前にして、我慢できなくて手を差し出したらその手をめっちゃ叩かれた

 

「いたぁ」

「朝からエロいこと考えるな」

「もぉー、しょーちゃんが悪いんだからね」

「なんでだよ」

「可愛いから!」

「わけわかんねぇ」

「ねぇ」

「何?」

「空が寝たら、しない?」

「ばっばっかじゃねぇ-の!!」

「夫婦の営みも大切だよ?」

「朝っぱらから盛んな、バカ」

「じゃ、夜ね」

「しねーからな」

「ええー!」

「ええ!じゃないよ、もぉ…あっ、そんなことより」

「大事なことだよ!!」

「…分かったよ、考えておくから。あのさ、これから松本がここに来るって」

「松潤が?」

「なんか、空にあげたいものがあるからって」

「そうなの?」

「うん」

「じゃ、早く食べないとね。いちゃいちゃする時間が無くなっちゃうから」

「諦めねーな…」

 

キミがため息をついてるのを無視して、俺は急いでご飯を食べた

 

 

 

 

 

つづく