どうでもいい話
ちょっと前に免許の更新してきて
証明写真の出来上がりに
どこかの国の指名手配されてるテロリスト
と言われましたw
本人は、ちょーばばぁって思ったんだけどなー
(どっちにしろ、ひどいってこと)
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
オレはどうも、顔にすぐに出るらしい。
ニノはにやにやしてるし、智くんは見たことないくらい怖い顔してる。
「何されたの?」
「べ…別に、変な…いや、そうでも…もぉー…」
「何?」
「引かない?」
「話の内容による」
「それは…」
「もう、もったいぶらなくていいから!相葉さんに何されたの?」
「つかさ。なんで、ニノはオレがあいつに何かされたって分かんの?」
「これだから、翔ちゃんは危ないんだって」
「どういう意味だよ」
「それは、おいおい教えてあげるよ」
「なんだよー智くんは知ってるの?」
「俺にも同じことさせてくれたら、教えてあげる」
「ヤダよ」
「チューでもされたの?まさか、それ以上…」
ニノは口元を抑えながら。でも、目は楽しそうに笑ってる。
馬鹿にしてる(# ゚Д゚) ムッカー
「お…オレだってな、いろいろ知ってんだよ!」
「何を?」
「キ…スだって。それ以上だって…」
「したこと、ないでしょ?」
「だから、なんで知ってんだよ!」
「俺の努力の賜物だって言ってんだろ」
「大野さん、ちょっと黙って」
「俺にもしゃべらせろ」
「あんたが話すとわけわかんなくなるから。翔ちゃんのこと、描いてなさいよ」
「今、描かなくてもよくね?」
「いや、困った翔くんも可愛い」
「意味分かんないんですけど」
「動かない」
智くんはオレの肩に両手を置いて頷くと、新しい鉛筆を握り描き始めた。
「さぁ、翔ちゃん、話してみようか」
ニノはオレの隣に座ると、頭を撫でながら優しく聞いてきた。
「あいつさ、すげースキンシップが激しいの。知ってるよね?所構わず、抱き着いてきたり、手を繋ごうとしたり。智くんや松潤もさ、最初だけだろって言ってたから、オレもそうなのかなって思うようにしてたんだけど…この前さ…ここにちゅって…」
自分の唇を指して言葉にしたら、ものすごく恥ずかしくて、また机に突っ伏したのに、智くんに起こされた。
「動いちゃダメ」
「今!?」
「今の翔くん、悔しいけど、めっちゃ可愛いから」
「にーのー」
「この人のことは、無視しなさい」
ニノは智くんのことをキッて睨んでから、オレには優しく微笑んだ。
それも怖いぞ、ニノ…
「でね。それも一回だけだったし。ホントに兄弟が出来て嬉しいだけなんだろうなって思ったんだけど…昨日は…」
「何?」
「一緒に風呂に入った。それでいろいろされた」
そう言って、今度は智くんが起こそうとしてもオレは起きないからな
「訴えてやる」
「止めなさい。何、最後まで?」
「最後がどこまでかわかんないけど、違うと思う」
「何それ」
「どこまでなんて、男同士だぞ。女の子みたいな身体じゃないから、最後ってなんだよ」
「俺としてみる?」
「あなたは黙ってなさいって。翔ちゃん」
「何」
「相葉さんは、経験者なの?」
「なんか、先輩に頼まれてしたらしい」
「へぇー」
そう言って、なんだか落ち込む自分がすごく嫌で。
でも、なんでこんなに落ち込まなきゃいけないのかも分からない。
「別にさ、あいつが過去に何をしたかなんて気にする必要なんてオレには関係ないって思うのに、なんでこんなに気になるんだろって。他のやつと何したっていいだろ。それなのにさ、イヤなんだよ。他のやつとそういうことするの。オレ以外のやつとして欲しくないって思うのって変だろ。もぉーなんなんだよ」
ニノは、優しくオレの頭を撫でると。
「それはさ、自分で気が付いたほうがいいよ」
そう言うから、オレは顔を上げて。
「え?どういうこと?」
そう言ったのに、ニノは声と同じ顔で。
「俺らが教えることじゃないし、翔ちゃんが気が付かないと意味がないから」
「だから!」
「簡単なことだよ。素直に受け入れればいいの。俺らは応援するからさ」
ニノの言葉にどう反応していいのか考えてるとき、廊下をバタバタと走る音が聞こえる。
「お迎えが来たよ」
そう言われた瞬間、部屋のドアが勢いよく開いて…
「しょーちゃん!」
そう言われたと同時に、こいつに思いっきり抱きしめられた。
つづく