あなただけをみつめる。16 | 青いたんぽぽ

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ぽそぽそと書いてます…
腐なので、ご注意ください(笑)

常に雑食←

 

引っ張らないように気を付ける←

 

そして、今回はすっげぇー短いですヽ(゜▽、゜)ノスマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆.。.†:*・゜☆.。†.:*・゜

 

 

 

 

 

 

「松本」

「何?」

 

ありがとうな

 

松本は、突然オレに礼を言われて驚いた。

 

「え?何?」

「ん。松本がいてくれてよかったなぁーオレって思ってさ」

「ふーん。じゃ、俺と」

「しつこいってw」

「翔くん!」

 

「あのさ、松本。オレ以外に目を向けろよ」

 

「え?」

 

「お前のことを誰よりも大事に思ってる人がいるから。その人を大事にしろ」

 

松本はオレの言葉に聞き、眉間に皺を寄せる。

 

「もう、お前をオレから解放してやらなきゃな」

「何、言ってんの?」

「いつまでも、ここに来るなって。松本も気が付いてんだろ?オレがお前のところに行かないこと」

「分かってるよ、そんなこと」

 

「オレ、お前の優しさに甘えまくって、お前のこと頼りすぎてた。けどさ、もう一人で立ってなきゃダメなんだよ。あの人のことは忘れない。けど、待たない。もう、あの時に終わってたんだよな、オレら」

 

言葉にしたら。松本に言ったら、すっきりした。

オレは、そう言って立ち上がり、壁に掛かっている彼の絵のところに行く。

そして、絵に手を掛けた。

 

「これはもう、片付ける」

「翔くん」

「だからってさ、また誰かを好きになるってことはしないよ。もう、疲れたもん」

 

オレは絵を外した。

 

「もう、誰も好きにならない」

 

そう言って、オレは松本に笑いかけた。

 

 

 

 

 

 

「すみません」

 

店の入り口から、声を掛けられた。

 

その声は知っている。

 

 

相葉さんの声だったから。。。

 

 

 

 

つづく