引っ張らないように気を付ける←
そして、今回はすっげぇー短いですヽ(゜▽、゜)ノスマン
☆.。.†:*・゜☆.。†.:*・゜
「松本」
「何?」
ありがとうな
松本は、突然オレに礼を言われて驚いた。
「え?何?」
「ん。松本がいてくれてよかったなぁーオレって思ってさ」
「ふーん。じゃ、俺と」
「しつこいってw」
「翔くん!」
「あのさ、松本。オレ以外に目を向けろよ」
「え?」
「お前のことを誰よりも大事に思ってる人がいるから。その人を大事にしろ」
松本はオレの言葉に聞き、眉間に皺を寄せる。
「もう、お前をオレから解放してやらなきゃな」
「何、言ってんの?」
「いつまでも、ここに来るなって。松本も気が付いてんだろ?オレがお前のところに行かないこと」
「分かってるよ、そんなこと」
「オレ、お前の優しさに甘えまくって、お前のこと頼りすぎてた。けどさ、もう一人で立ってなきゃダメなんだよ。あの人のことは忘れない。けど、待たない。もう、あの時に終わってたんだよな、オレら」
言葉にしたら。松本に言ったら、すっきりした。
オレは、そう言って立ち上がり、壁に掛かっている彼の絵のところに行く。
そして、絵に手を掛けた。
「これはもう、片付ける」
「翔くん」
「だからってさ、また誰かを好きになるってことはしないよ。もう、疲れたもん」
オレは絵を外した。
「もう、誰も好きにならない」
そう言って、オレは松本に笑いかけた。
「すみません」
店の入り口から、声を掛けられた。
その声は知っている。
相葉さんの声だったから。。。
つづく