ツイで見つけた『キス題』
ひまつぶしにどーぞ♪
いつも通り、とーじょうじんぶつ等はもーそうです。
勘違いしないでね♪
そうそう、びーえるです(・ω・)b
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予約をしてあるホテルの前。
建物を見上げる。
昨日いきなりあなたに呼びだされ、僕にホテルの部屋の鍵を渡され。
「判断はお前に任す」
なんて、正直困ること言われて。
だってそうじゃない?
「任せる」ってことは、言った本人はそれを相手に丸投げってことでしょ。
ずるいよな…
手の内にある鍵を見て、ため息をついた。
そうは思いながらも、勝手に足は部屋に向かってて。
気がつけば、ドアの前に立っている。
どうしたいんだよ、僕は。
あなたのことは嫌いじゃない。
ううん、大好きで。
だから、ここには来ちゃいけないんだってわかってて。
このドアを開いてしまったら、もう自分の気持ちに嘘はつけない。
それがどういうことなのか、十分承知で…
鍵をすっと通すと、がちゃと静かな廊下に響く。その音にびくっとする。
誰もいないことを確認してあるのに、慌て辺りを見回す。
何やってんだよ、マジで…
苦笑していると、ドアが開いた。
もう、後戻りは出来ない。
僕は心を決め、部屋に入った。
不安が隠れてる笑顔で僕を見つめてるあなたを抱きしめた。
あなたを誰よりも愛してます。
そう告げ、あなたに口付けた。
おわり