「新 感染 ファイナル エクスプレス」を観た。
走るゾンビ。
噛まれた人間は死ぬとすぐゾンビになる。
大勢で襲ってくるゾンビ。
一斉に同じ方向に走り出すゾンビ。
ゾンビ映画の王道をキッチリ押さえてはいる。
しかし、どうもゾンビの習性に違和感がある。
一般的にゾンビが人間を襲う理由は、生きている人間を食べたいからだ。
しかし「新 感染 ファイナル エクスプレス」のゾンビ達はついさっき襲った人間を食べることもなく、次の人間を襲いに行く。
「食べたい」よりも「噛みつきたい」ようだ。
しかも「首」が大好物らしく、ただただ首元を狙って噛みついてくる。
頸動脈からの出血になるので、あっちでもピュー、こっちでもピュー。
あたり一面、血まみれなのだ。
「お前らは吸血鬼か？」
中国のゾンビ映画、「霊幻道士」に出てくるキョンシーに近い。
吸血ゾンビ。
【感想】
・分かりやすさを前面に出し過ぎ（演出過多）
・血の色が変
・警察、軍隊は一発も銃を発砲しないのは何故？
・返り血を浴びても発症しないのは何故？
・ところどころで展開がだるくなる
・登場人物それぞれの事情が丁寧