9時ジャストに病院につこうと思って家を出たら8時ジャストに着きそうになってビックリした。一時間間違えていた。アホだなぁと思いながら家に帰った。新聞を少し読んでから出直した。
薬がなくなってきたら通う感じの楽なスタイルのこの病院が気に入ってる。
帰りに彼の働くスーパーに行くと彼は牛乳のコーナーにいた。私は日頃の鬱憤やアパート経営にかかるお金のこととかを話した。彼はいつも通り静かに、たまに私の言葉を繰り返して聞いてくれた。それから私は彼の情報を聞き出そうとしたけれどなんもないよといつもどおり交わされた。「まあ、異動になるかもしれない」「また?えー、ここにずっといてよ」「それは会社が決めることだからねえ」「でもさ、ここの守り神みたいな存在じゃん、だから異動になんないよ」「なにそれ?」彼は笑った。そして「まあ確かに異動になるなる毎回言われてるけど結局ここにいるよね」と。そうだ、貴方は私のお守りだ。
そしてまた、喘息も私のお守りだと思ってる。自分の体をいたわって調子に乗らないように気を付けていきたい。