最近2013．2／3にTV：NHK教育／ETVで放送された
「音で描く賢治の宇宙～富田勲×初音ミク～異次元コラボ」で凄い感動しました
富田勲：半世紀にわたって日本の音楽界をリードしてきた有名な作曲家、現在80歳
初音ミク：近年、電子音声で多くの方に愛用される時のヴァーチャル歌姫
賢治：宮沢賢治、銀河鉄道の夜、風の又三郎、セロ弾きゴーシュなどの童謡作家、岩手出身
富田勲先生の集大成、宮沢賢治の作品を題材に初音ミクを歌姫に起用した
イートハーブ組曲製作に関するドキュメンタリーでして
いろいろ紹介したいのですが
今回は番組後半、富田勲先生が何十年前に岩手の知人から
宮沢賢治の『雨ニモマケズ』の合唱曲作成を依頼され、
何十年の時を経て完成した楽器演奏の無い合唱曲で荘厳に歌われるのが紹介されました
イートハーブ楽章 第六章．「雨ニモマケズ」
雨にもまけず 風にもまけず
雪にも夏の暑さにもまけぬ
丈夫な体をもち 欲はなく
決して怒らずいつも静かに笑っている
東に病気の子供あれば 行って看病してやり
西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人あらば 行ってこわがらなくてもいいといい
北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろといい
日照りの時は涙を流し
寒さの夏はおろおろ歩き
みんなにでくのぼうと呼ばれ
ほめられもせず苦にもされず
そういうものに わたしはなりたい
この有名な詩を知る方ピンと来るかもしれませんが
この詩のごとく当時のキリスト教徒：クリスチャンの方がモデルになっていると伝えられてます
詩のモデル斉藤宗次郎：岩手、花巻1887年禅宗の3男のちにクリスチャンになり
当時は周りの方から迫害を受けながらも、上記の詩のように多くの方に尽くされたようです
彼が岩手、花巻の町を去るとき駅には、本当に多くの方が見送りに来られて
その中に「宮沢賢治」も居たと伝えられています
YOUTUBEには残念ながら見当たらなかったのですが素敵な出来映えでした
家計に余裕がある時是非とも「富田勲イートハーブ楽章」を購入したいです！
今回イラストUP出来なくてすみません
雨ニモマケズ のような人に近づけるよう頑張りたいです