世界を脅かし続けている、未曾有のウィルスは、ついに、スワローズを侵食した。


第一報を目にした時、正直、体は硬直し、嫌な汗が吹き出てきた。


人間が出来ていない私が、まず最初に考えたのは、主力がごっそり抜ける事により、戦力が低下し、負け続けてしまう事だった。


愚かだった。


悍ましかった。


本当に、自分が嫌になった。


コロナになりたくてなる人間なんかいない。


球団だって、チームや選手や選手の家族の事を考えたら、当然の処置である。


もう、勝ち負けの問題ではない。


それなのに私の感情は、負けてしまう恐怖を優先した。


本当に恥ずかしい。


昨日の試合は、最高だった。


一人一人の選手が、キラキラ輝き、自信を持ってプレーしていた。


最高に、美しい試合だった。


しばらく、苦難は続くけど、チームが、より一つになれるチャンスでもある。


「スワローズって、こんなに素敵なチームだったんだ」


自分がスワローズファンである事に、感謝し、そして、あらためて、共に生きていく。


誓いを新たにしたのは言うまでもない。


選手の皆さん、ありがとう。