ブギウギ本日最終回 | 小田雅起のブログ『オダリンの○○』

ブギウギ本日最終回

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ブギの女王と言われた笠置シヅ子さんをモデルにした「連続テレビ小説」第109作『ブギウギ』本日最終回

 

弟の戦死、未婚の内に愛する人が亡くなりそこからの出産と育児、自身の出生の事実など様々な物語がありましたが、これまでの朝ドラにはあまり無かった(と思う)華やかな舞台や演奏の場面は魅力的で、それを支えてきた福来スズ子/ 花田鈴子(演:趣里さん))と羽鳥善一(演:草彅剛さん)の関係性が好きです。

 

放送前の番組紹介を見ての勝手なイメージですが羽鳥先生はもっと沢山登場するのかと思っていましたが、昨日放送の2人の会話が半年の放送期間や作中の年月の経過で築かれた関係性が凝縮された場面も見入ってしまい、2人の関係性を表した「人形」の例え、これって人形を使用したOPの事ですよね、もしそうであるならば最初からずっと知らず知らずに我々は見ていたんですね。そして羽鳥先生の奥さん麻里さん(演:市川実和子さん)もスズ子の相談に何度ものって背中を押してあげたりこちらの関係性も好きでした。

 

「義理と人情」、「家族愛」、少女時代の明るく楽しい花田家の場面も好きだし、家族が無くなる場面は印象的で母:ツヤ(演:水川あさみさん)と父:梅吉(演:柳葉敏郎さん)の無くなる場面は涙なしでは見れません。

 

朝ドラは沢山の登場人物が出ますが、今作は割と短い期間で出なくなってしまう役が多かった様なそんな印象もあったので寂しさと驚きもありました。えなりかずきさんや翼和希さんももっと深く関わるのかと勝手に思ってましたが、一部の登場人物は最後に駆け付けてくれたし、楽屋に届いた花や手紙を見ると皆元気そうでよかった!

 

羽鳥先生や家族以外で印象に残った役や場面を簡単に書くなら坂口(メッセンジャーの黒田有さん)と鮫島(演:みのすけさん)でした。

 

ドラマで黒田さんを見るのは初めてでしたが演技が上手く引き込まれ、鮫島に関しては散々嫌われ役で描かれていたのに最後の最後の台詞や、脱帽に表情などを含め、2役とも初登場時は嫌われ役ポジションでしたが印象に残る役でした。

 

子役も印象的で、先ずは主人公:花田鈴子の少女時代を演じた澤井梨丘さんは趣里さんと本当に似てたから少女時代役として違和感なし!スズ子の娘:愛子役の小野美音さんで印象的だったのは、スズ子がアメリカ公演に愛子を連れて行けず4か月離れ離れになる場面です。出発の場面で泣き叫び嫌がる愛子の演技に心が苦しくなりました。

 

最終回の最後は舞台上の場面かと思いましたが、最後は何気ない日常風景で芸名の福来スズ子の元になった「笑う門には福来る」の通り最後は鈴子の笑顔で終わりました。

 

さぁ余韻に浸る暇もなく月曜には次作「虎に翼」開始です、楽しみです!