福島千里選手引退 | 小田雅起のブログ『オダリンの○○』

福島千里選手引退

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福島千里選手本日1月29日を以て引退。突如発表された内容に驚きが隠せません。

 

100m11秒21と200m22秒88と4×100mR43秒39の日本記録保持者、60m7秒29の室内日本記録保持者。とにかく記録にも記憶にも残る選手。

 

降り返れば学生時代から注目をされていた選手だがやはり2008年に日本タイ記録11秒36をだし一気に注目度が上がったと思います。そして2009年と2010年に100mと200mで何度も日本記録を更新、200mは2016年に6年ぶりに自らの日本記録を更新し驚きました。200mは日本人唯一の22秒台の記録をもってます。

 

100mでは日本選手権100m前人未到の7連覇(10年~16年。通算8回優勝)、国体も7連覇(10年~16年)、200mも日本選手権6連覇(11年~16年。通算7回優勝)かつてこれほど長い期間日本のトップにいつづけた女子選手がいたであろうか。

 

その速さは日本だけにとどまらず2008年北京五輪100m日本代表、日本女子100mで五輪出場は56年ぶり。2009年世界選手権で日本女子初の2次予選進出。2010年広州アジア大会で日本女子初の100mと200m2冠達成、アジアの頂点にもなりました。2011年の世界選手権では100mと200mで日本女子初の準決勝進出。2016年リオデジャネイロ五輪に女子100m3大会連続選出は史上初(ただ100mは棄権し200mに専念)。本当は書き出せばまだまだありますがここまでもかなりの量になりました。

 

客席から走りを見たこともあります、100mなのであっという間ではありますがスタートと流れるようなピッチは印象的でした。

 

福島選手の特集やバラエティ出演の際は録画して色々見てきましたが特に印象的だったのは2020年放送の『スポーツ×ヒューマン』ですかね、バラエティなどではフワッとした天然な感じの部分が映し出されますがこの番組ではテレビではあまり見る機会の無い福島選手の態度や様子を見れた内容だったのでこれは今でも繰り返しみてしまいますね。

 

また1人偉大な選手が引退してしまい寂しいですが今後は「セイコースマイルアンバサダー(スポーツ担当)」として子供達にスポーツの楽しさや感動を伝える活動に力をいれていきたいようです。多くの興奮と感動をありがとうございました、福島選手の勇姿を忘れることはないでしょう

 

福島千里選手引退特設サイト→ https://www.seiko.co.jp/thanks_fukushima/