高校生となり、最初のテストの話です。


完璧主義でプライド高めの娘は、中学の頃

から 毎回、山のように高い目標点数を

かかげ、1ヶ月前から、絶対に遊びに行って

はいけない!と自分を常に律し、がんじ

がらめにする癖があります。




そして、試験日が近づくにつれて、


緊張と不安で思考停止し、勉強が全く手に


つかなくなり、過食にはしったり、抑鬱


状態に・・。


しかも、周りのことがめちゃくちゃ気になる

らしく、


「なんで、こんな使わないものを置いてるの

    か?

   着ないなら、早く捨ててよ!

   ストレスや!」


と、人の事もいろいろと気になり、リビング


を片付けろやら、靴が多すぎるやら、


あれこれと、不満をぶちまけます。


調べたら、「テスト前不安」という言葉が

あるらしく。


テストで良い結果を残ささないと自分の価値

がない。とか、そんな、自分はゆるされない

とか、世間に評価されないと思いこんでいる

タイプが多いとか・・。


娘にぴったりあてはまります。


娘の場合は悪い結果をだすぐらいなら、

いっそ 死んでしまいたい・・。ガーン


と極端な発想になるのが、問題でして・・。


しかも、親の言うことは1番入りません。


結構、危険なことをしでかすこともあるので


担任へは一応 報告。(テスト当日)


「ああ、たぶん 今日のテストが終わったら

  こういうもんかとわかって、段々 落ち着き

  ます。結構あるあるです!

  次のテストには、ずっと余裕になります

  から、お母さん  いろいろと言われて、

  しんどいですけど、今は頑張って耐えて

   ください。」と。


     ええっ。 ほんとに!びっくりびっくり

    今まで、ずっと同じことを繰り返して

    るし、半ば信じがたいし、先生呑気すぎる

    と思いながら、電話をきりました。ショボーン


娘帰宅。


「思ったより、簡単やった。

   言ってたところがそのまま でたし。」


次の日から、先生の言ってた通りにすっかり

落ち着き、最初の試験を終えました。


さすが、単位制高校の先生って、よく

わかってるなぁー(人にはよるのでしょうが)

と感心してしまいました。


しかし、入学できたから、やれやれと思って

も、いろいろあるもので・・。


まだまだ、元不登校の高校生活は前途多難

です!