今は情報社会なので
ほんの数日、ネットに齧りついていれば
知りたい分野の
基本的な知識はもちろんのこと
専門的な領域に至るまで
多くの知識を得られる時代になりましたね。
文字データと数字、実際の映像、
専門家の見解や、単なる個人の意見。
同じデータでも
全く異なる見方もあったり。
本当に多面的な要素を収集できます。
ただ、AIで生成したウソ動画や
特定の人や国を叩くための記事も多いので
きっちり裏付けを取りながら
データを収集するのには時間を要します。
えっ?
なんの話かって?
motoGPのアメリカ戦ですよ。
(ソリチュードバアサン今日のおやつは自作金柑甘煮をプラス。)
どんな世界でも人は争うものですが
アンフェアな勝負だけはいただけませんね。
今、motoGPはイタリア勢vsスペイン勢
みたいな構図になっていて
(日本人もオグラ選手が頑張っていますけど、
ええ、一人ぼっちで。でもかなり良い成績ですよ)
イタリア勢の妨害作戦が酷いのです。
そういうことはレースでは普通のことなのでしょうか。
なかでも、
元王者ロッシのチームのライダーたちによる
マルケスの走行妨害が酷すぎて衝撃でした。
ロッシはかつて
自分より速く走る若い天才マルケスの出現に
脅威を感じていました。
そして2015年、
自分のチャンピオンシップ最後の
大事なレースで
自分がマルケスのマシンを蹴って
コース外に追い出したにもかかわらず
(通称、セパン事件と呼ばれています)
そのペナルティーにより
最後尾からスタートすることとなり
結果的にポイントを得られず
年齢的に最後かと思えた勝利の機会を
逃しました。
ロッシはそれ以来、マルケスを憎み続けていると
いいます。
現役引退後は自らチームを立ち上げ
新王者となったマルケスを倒すのが目的かと
思うような政治力を手にします。
ルールにも関与し
イタリアのレース界を牛耳るように
なりました。
昨年、
マルケスは目覚ましい活躍ぶりで
見事9回目のチャンピオンを獲得。
しかし
その後のレースでべッツェッキに追突され
肩や腕にかなりのダメージを受けました。
ベッツェッキはアプリリアですが
ロッシの秘蔵っ子レーサーです。
そして
今年初戦の台湾でも
二回戦目のブラジルでも
怪我の影響やライバルメーカーの
マシンの性能が伸びたことが重なり
ペースが上がりません。
しかし、
マルケスは頑張って上位をキープしています。
で、今回の三戦目、アメリカ戦。
やはりロッシの子飼いライダーたち
さっそく妨害。ハエのようです。
ロッシの弟であるルカ・マリーニと
ベッツェッキが
マルケスのタイムアタックを妨害。
もちろんこの妨害ライダーたちは
きっちりペナルティーを科せられましたが、
嫌がらせをされ続けるマルケスは
ペースを乱し
転倒などのミスを重ねます。
マルケスを追い詰め
精神的にも肉体的にも
ダメージを与え、消耗させる作戦。
ついに
大事な予選で大転倒したマルケス。
そのせいで後続ライダーを巻き込むという
不運まで重なり、その結果
なんと
“ロングラップペナルティー”という
最悪の重いペナルティを科されてしまいます。
このペナルティーは
肝心の本戦で、他のライダーたちより
遠回りするコースを余分に走る、
という罰です。
ひどいですねー。
しかし、
マルケスは例によって
言い訳もせず、
妨害した相手選手をけなしもせず
ペナルティーを受け入れ本戦に臨みました。
まあ、普通はビリになりますよ。
だって
0.1秒とか0.2秒といったタイム差の勝負を
しているというのに
どんなに早く走っても3秒程度は
のろければ4秒も5秒も
差がついてしまうだろうという罰です。
普段は真面目ないい子が
いじめられたストレスで変なことして
先生に叱られた、みたいな感じです。
しかし、
なんと
なんとなんと
それでも速い天才マルケス
なんと
20人中5位で帰ってきたんですよ!
しっかり二桁のポイントをゲット。
さすがマルケス、すごいですねー。
ドガティのピットスタッフから、
戻ってきたマルケスに拍手がわきました。
負けたのにね。
満身創痍で体調と戦い、敵意の追撃と戦い
強いメンタルと負けん気で走るマルケス。
(17歳くらいの頃?のマルケス少年。
クラッシュしてちょっと気分が悪いようです)
そして今はもう33歳。
マルケスさえいなければ勝てるのに
と思っている若いいじめっ子ライダーたち。
その通りで
確かにベッツエッキは優勝しましたよ、ええ。
これで三連勝です。
マルケスさえ不調なら優勝台に立てる
ロッシの息のかかったライダーたち。
確かに
ベッツエッキやホルヘ・マルティンは
速いんですよ。オーバーテイクも巧いです。
でも
ロッシの弟だけは才能が無いように見えます(笑)。
チャンピオンの座はたった一つだけ。
毎回、表彰台は三つあるけど、
年間を通して過酷なレースを勝ち続け、
やっとなれるのがチャンピオンです。
自分以外はみな敵ですね。
競技はすべて、
勝つか負けるかですよね。
ところで
いきなり話が変わりますが
負けるなイラン、という気持ちに
なってきました。
侵略は破滅への道でしかない
というイラン側の主張はその通りですものね。
アメリカではロバートデニーロたちも
戦争やめろ、トランプやめろと
デモに参加していますが…。
トランプがネタニヤフの要求を拒否すれば
いいだけなのに、地上部隊まで送っています。
トランプの周りには
まともな参謀はいないのでしょうか。
最近、
私がレースや世界情勢から学んだのは
人間の執念や欲望、
とくに支配欲の恐ろしさでしょうか。
その抜き差しならない影響力。
他者を打倒して初めて得られる
目的や勝利や充足。
でもまあ
誰しも、
平和な国にいてさえ
競技なんかしていなくても
なにかしら
戦いながら
日々を生きていると思います。
ええ、私なんか、
自分というポンコツと戦うのが
もう
ほんとに大変で……
ここまで書いて力尽きました
読んでくれた人ありがとう![]()
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