最近

つれづれに眺むるネット情報や

媒体の記事情報、

 

白いパンは

グルテンが多く身体に悪いから

食べないほうがいい

とか

精製白米は

糖質の塊だから一日200g以上は良くない

とか

加工肉は

保存料発色剤化学調味料などの

添加物まみれだからダメ、

とか

非加工でも赤身肉は

コレステロールや中性脂肪を大いに増やすのでダメっ

だし

豚肉や鶏肉だって

揚げたり焼いたりするとAGEが発生するから悪い

だし

ファーストフードなんかは最悪で

ポテトなんか発ガン性物質そのものダ!

とか

そもそも日本人は

乳製品は元々必要ない民族だから

チーズやヨーグルトも本当は良くない

とか

便利なスーパーの総菜は

添加物まみれ

輸入果実は防虫薬まみれで

マグロやチョコには鉛や水銀が‥‥

とか‥‥

 

菓子パンやカップ麺、レトルトカレーなどに至っては

食べる毒扱い。

 

もう、食べるものないやん??

(と、なぜか関西弁に)

 

いまだかつてこんなに

食品についてのレッドアラームが鳴り響いた時代が

あっただろうか。

 

ヘンな時代。

 

 

 

子供の頃

農家のオジサンなんかお昼に米のおにぎりを五個くらい食べてた。

奥さんの丸まっこい手みたいな

うまそうなおにぎりおにぎりおにぎり

お正月には餅を

朝何個食べたか自慢し合っていたが

八個とか十個とか(見栄盛り?)半端なかった。

その人たちは、いま

長寿社会のメインストリームを走っている。

90歳とか100歳とか、

大量のコメを食べて丈夫で長生きしてるじゃないか。

 

あの頃

米農家のお友達の家に遊びに行くと

大人のグーより大きなぼた餅が

一人に三個から四個、お皿に乗って出てきた。

え?、こんなに!? まさかぁ

私ごとき繊細な美少女がそんなに食べると思いますぅ?

とうつむきつつ

残った分はしっかりお土産にしてもらった。

家で開けるとぼた餅が五個くらいに増えていた。

漬物も持たされた。

いっつも優しさてんこ盛り友達のお母さん。

美味しかったし。

あの小豆の旨さは今お店で買ってもちょっと

違うなぁ。

 

で、

 

欧米だってですよ、

ずっとパンを食べてきたぢゃないか。

小麦をこねて焼いて食パンパンチーズ

何百年もずうううううっとパンを食べて

生き抜いてきたぢゃないか。

なのに今更

「グルテン、ヨクナイ、胃腸がリーキーガット!」

とか言っちゃって。

 

なぜ!?

 

麦の遺伝子いじりすぎ?

大量生産と効率化ばかり追い過ぎた。

 

最近の加工食品は

添加物が異常に過剰で得体が知れないの多いから

そこはやっぱり注意しているが。

昔のクリームパンと今のクリームパンは別物。

納豆のタレも辛子もタレじゃないし辛子じゃない。

そのうえ納豆の発泡スチロールの容器は

マイクロプラスチックを

納豆に付着させるから危険!などど

言い出した。

ペットボトルもマスクもアウトらしいが

私は生で飲む水はペットボトルのミネラルウオーターを飲んでるし、

病院などではマスクを今もしている。

 

ま、この齢だし、いいんだよ。

 

チーズなんかも、よく見ないと

ナチュラルチーズにして

ナチュラルチーズにあらずだったりする。

 

モッツァレラに

増粘多糖類や乳化剤を加え再形成して

パッケージ名はモッツァレラ!

 

ギミックが多い。

 

こんな時代って

まあ

ちょっとひどいなと思う。

ヘンな方向。

麦や時代も変わったが

人の性根もだいぶ変わった。

 

 

 

 読んでくれた人ありがとう赤薔薇コーヒー