出たんです!

四年ぶりです!

 

予防薬まいてすごく気をつけていたのに。

 

思い起こせば

ぼっちライフが始まって

最初の爆弾は

大きな蜘蛛!(全長5㎝超)

夜、ベッドサイドのゴチャッと重ねた本の

向う側から登場。

この横浜のボロ家に移ってから

虫は多いなと思ってはいた。

セミとか。

しかし

そんな大蜘蛛は

夫がいた頃にも見たことがなかったから

一体なにが出てきたのかわからなかった。

ひとり死に物狂いで殺虫剤を噴射。

 

そして

次の巨大爆弾が巨大ムカデだった。

これまた夜、うねうねと絨毯を這って

部屋を横切っていくのを発見。

そのおぞましい姿たるや

夫亡くして間もないというのに

あんまりな恐ろしさじゃないかっ。

もう、形状がダメだ。

何をどうすればいいのかわからない。

殺虫剤ではなかなか死なないという知識だけはあった。

 

それにしても凄いな、実物の迫力。

条件反射で殺虫剤

もう片手に四角いお盆。

お盆を垂直に立て

ムカデの胴体に力一杯振り下ろした。

お盆と絨毯に挟まれて暴れるムカデ。

その様子がまた気持ち悪い。

心臓が飛び出そう。

必死に殺虫剤噴射。

死なない。

床板の上なら良かったけど

絨毯だから柔らかくてイマイチ。

40分くらいそのままの体勢で

お盆を押えていた。

もう腕は痺れて手の感覚無し。

自分も殺虫剤を吸い込みながら

絨毯がべとべとになるまで噴射した。

 

後の処理も大変だった。

 

あんな体験

もう二度とごめんだ

 

と思い

 

すごく気をつけていたのに

今年また家に入ってきた。

ムカデブロックでしっかり予防線はったのに

突破された。

 

温暖化の影響でメスが沢山子を産んだと

ご近所のおじいさんが言っていた。

 

ブラックキャップのおかげで

ここ数年はゴキ君を一匹も見かけなくなったし

巨大蜘蛛もムカデも見なかったから

油断した。

 

まるで黒い忍者みたいに

音も無く

壁の隅を天井からするすると降りてきた。

殺虫剤を取るため目を離したすきに

何処かへ行っちゃったよーー。

 

散々探したが見つからない。

 

ムカデ忌避薬スプレーを噴射しまくったが

いま家の中にいるのなら

出入り出来そうな場所にスプレーしてしまうと

今度は出るに出られず

家の中に留まり続けることになる? 

と思うと

どうしたらよいかわっかりませーーん。

 

今の生活のなかで

一番ニガテな虫がムカデ。

ああ、やだ!

 

恐いと寂しさも募るね。

とりあえず

おちついて‥‥

スイカでも食べるか。

 

なんだって

ひとりで対峙し退治して

やっていくしかないものね。

 

退治ったって

クモやムカデが

悪者ってわけじゃないけどね。

 

子供の頃に読んだ

楳図かずおの恐い漫画の

蜘蛛女だっけ

蜘蛛が口から体内に入ったり

そういうの記憶に残りすぎている。

蛇女は天井裏を

ズぞぞぞぞぉーと這っていたな。

人間の大きさで。

気絶しそうに怖かった。

 

 

 読んでくれてありがとう赤薔薇コーヒー