いつの間にか
雪のように降りしきった花びらも消え
季節は足早な過客ですね。
実は
気になっていることがあります。
大事なブロ友さんのおひとりが
(勝手にそう呼ばせていただきます)
クラシックホテル巡りなどしている私を
なんだか優雅で恵まれた立場だと
勘違いなさっているご様子。
それ、私のことかな?
ちがう人のことかも?
でも一応
違っていたら恥はかき捨てで
「そうではありませんよーっ」
と
一応メッセージを送ってみようと
したのですが
送信をポチした途端‥‥!
なんと、
メッセージが全文、消えてしまいました!
一体なぜ!?
「送信に失敗しました」という
赤いエラー表示が出ましたが、
本文が消えちゃうなんてーー。
なので
今日はこの場をメッセージに
変えさせていただきます。
我が家は
いま築何年なのかも、
もはや定かではないくらいの
超ボロ家なんですよね。
それは以前にも書きました。
特に
夫がアトリエに使っていた室など
歩けばミシミシ
すきま風スース―‥‥老化劣化著しく。
でも
放置。
(普通のお宅なら建て替えています)
でも私は
ま、いっか、という感じで。
恥も外聞もなく棲んでいます。
アトリエは私がそこですごす時だけ
暖房を入れます。
ボロさも含めて好きな空間です。
まっとうなお宅の皆様が
日々年々、
ご自宅の維持管理修繕等に
おかけになるであろう費用を
私はぜーんぜんかけません。
夫を亡くした後
物置代わりになってしまっていた一室の
ガラクタを処分し
その部屋だけ
業者さんに入ってもらってきれいにしただけ。
なにしろ
私が一人で、私の老境を終えるまで
一人でここに暮らすだけですので
手を入れる気ゼロなのです。
もう車も無いですし
ペットは飼っていないし
食洗器も無いし、
電気釜も捨てたし
電子レンジもほとんど使わないので
(温めなおした飯が嫌い)
まもなく捨てます。
一人分など土鍋であっという間に炊けるし
野菜は小さな蒸し器の方が美味しいし
パンを焼くなどの趣味も無し。
どうです?
お金のかかることが
ほぼぜんぜん、無いのよね。
だからこそ
「唯一の道楽」と以前にも書きましたが
好きなクラシック建築のホテル巡りです。
「ゆいいつ」ですよ。ゆ・い・い・つ。
まあ
何をしても心の底に滞留する寂しさは
夫が生き帰りでもしない限り
消えないのですが
「どうせ生きるなら
笑って生きようよ」
と
やはり死別なさった別の
大事なブロ友さんがおっしゃっていて
私も共感しきりで
楽しみを見つける努力をしています。
というわけで
私の実情は、
何度も書いているように
基本、貧乏なのであります。
ですが
メッセージを送ろうとしたブロ友さんは
その後、横浜の山下公園や船の画像など
アップなさっていて
ああ、お出かけになられたのだなと
ちょっと安心している次第です。
なにしろ落ち込んでいらっしゃいましたから。
どんなに気力のわかない時も
どんなに凹んでいる時も
窓を開けて
もしお天気だったら
とにかく頑張って外へ出てみれば
青い空と風と揺れる緑が
(私は建物が好きだから街も)
心を励ましてくれるんですよね。
生きることを幸不幸の基準で
考えたことはないですけれど
もし、何が一番幸せかと問われれば
それは
自分の思い通りに生きられることだろうと
思います。
自由であること。
そういう意味では私はとても幸せ。
でも、
逆に何が一番不幸かと問われれば
それは
愛する存在を失う事。
愛の無い生活では?
誰も愛さず、誰にも愛されず。
親友もいないかな。
そういう意味では
不幸かも。
味方無しの人生ということです。
なので
自分を励ましたりあやしたり、
けっこう大変で。
怖い夜も。病気の時も、私ひとり。
仕方がない。
でも
そういう人は
きっと 沢山いるでしょう。
で、
クラシックホテルですが
外資系のブランドホテルほど高くもなく
旅行代理店各社の企画割や、
早割、タイムセールなどを利用すれば
けっこうお得に泊まれたりするのです。
というわけで
メッセージ代わりにというか
こういうブログとなりました。
今日は
人生で二十回くらいしか
作ったことのない
「肉じゃが」を作りました。
上手に出来た。
読んでくださった方ありがとう