久しぶりに美術館に足を運びました。
アンドリュー・ワイエス展
ホッパーに並んで好きなアメリカの画家です。
画家だった夫を見送ってから
なぜか絵画や美術展に関心が失せたというか
怠惰が興味を奪うという状態も多かったのだけど
さすがにこのポスターが↓ やけに
駅や街のあちこちに
これでもかというくらい貼ってあって
誘惑するのですよ。
やたらポスターの印刷部数多い。
ええ
それじゃ、まあ見ていない作品もあるだろうし…
それにポスターのこの女性が、
私の心のゴーストかってくらいのインパクトで
気が付けば上野です。
予想に反して思いのほか会場は混んでいて
へー……、と思いました。
現代は、私以外にも
ゴーストが心に棲んでいる人が
多いのでしょうか
単に宣伝効果のせいでしょうか。
エドワード・ホッパーと比べるのもなんですが、
なんとなく比べてしまう私。根底に何か
似通った空漠を感じます。
アメリカという風土のせいでしょうか
都市にあっても同じ気配
ホッパーとワイエスでは水彩と油彩、
画風もタッチも違いますが
私のなかでは右手と左手のよう。
ワイエスの絵は本当に
神(才能)は細部に宿るという言葉を思い出します。
ホッパーは空間と構図がとても好きです。
あらゆるものが急速に滅びてゆく
とワイエスは言っています。
広大なニューイングランドの原野に
人々が一度苦労して築き上げた町が
時代と共に衰退し、人は老い、
瞬く間に無人化し
再び荒野に戻りゆく景色を多く描いています。
で、帰りに
上野駅のどこか(富山?)のアンテナショップで
干し甘エビというのを見つけまして
これがまたサクサクと美味しく
白ワインにとても合いまして
マルケス君のムジェロ復帰戦どうなんだ、と
ネットを眺めながら一人晩酌。
マルク・マルケス選手は
二十代のうちに8回も世界チャンピオンとなり
三十二歳で9度目の世界チャンピオンを獲得し
イタリアのヴァレンティーノ・ロッシと並ぶ
スペインのmotoGPキングです。
しかし
昨年ベツェッキにぶつけられた時に
ホンダ時代の怪我で右腕骨に埋め込まれていたネジが
ずれて神経を圧迫していたのです。
そのことが、先々週
ルマンのクラッシュで負った怪我を治療するため
運び込まれた病院で判明しました。
連続するハードブレーキングの時など
右手の感覚が瞬間、ふっと消えるという
(おそろしすぎる)状態で何カ月も戦っていたのです。
天才と呼ばれ去年まであんなに絶好調だったのに
なぜあんなコケるかなと、
誰しもが不思議に思っていたのです。
で、ネジと骨片を取り除く手術と、
ルマンで新たに負った右足指の骨折の手術を
いっぺんに受けたマルケス。
普通はリハビリも含め三カ月くらい休むのでは?
しかし、
なんとマルケスが治療中に、弟のアレックスまで
他のライダーの電子制御の故障に巻き込まれ
クラッシュ、大怪我、速攻入院。
今年はドカティ創立100周年だというのに
ドカティのマシンに乗るメインライダーが
二名も欠場。
怪我なのだから欠場やむなしですよね。
なのにマルケス
なんと、手術からわずか二週間で
レースに復帰したのです。
右腕右足を怪我している状態で。
そんなバカな真似あり?!
ああ、今度こそもうあかん。
また大怪我するで、あんたっ!
そしたらほんまに、もう終わりやがな。
(またまたこういう時だけ関西弁)と
思いましたよ。
ああ、なんて大馬鹿野郎なのでしょう!
(大きなお世話)
まあしかし
スポンサーシップなどのしがらみも
あるでしょうし、競争の激しい世界で
強迫観念もあるでしょう。キングはツライ。
ツラくてもいつもこの笑顔。
ネットには煽り記事が満載。
イタリア勢のファンはとにかく
マルケスを敵視し、意識します。
AIで変な顔にしたり
ウソ情報を流したり。
ロッシと並ぶ栄光に輝くマルケスは
イタリア人ファンにとって
ロッシの記録を抜いてほしくない選手です。
なのに、
戻ってこないと思っていたマルケスが
戻ってきた!
マルケス、頭ん中どうなってるんだろ…
走るごとに担当医に
右腕のチェックを受けながら
骨折から16日しか経っていない右足は
カーブで一度も地面につけないで
バイクを乗りこなしていました。
勝気とテクニックで
ムジェロのスプリント5位。
去年は1位が当たり前の選手でしたが。
ロッシの崇拝者ベツェッキが
いつもマルケスの前か後ろにいて不気味。
腕のタトゥーすごいし。
本戦でクラッシュしませんように。
女性ファンの多くは
とにかく勝つことより今は身体が一番。
怪我せず戻ってくれれば良い
と思っているようですが
男性ファンは「そうだ、行け、マルケス!」
「ゴー!ゴー!マルク」
って書き込みが多い。
おまえがゴーしろ!
無責任な煽りするな
って思います。
アンドリュー・ワイエスの記事より
マルケスの記事の方が長いなー。
これからムジェロ本戦。
23周も走りますが大丈夫でしょうか。
今回も
ご訪問ありがとうございました![]()
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