一曲で泣けた | 自閉症の息子と生きてみた(≧∇≦)

自閉症の息子と生きてみた(≧∇≦)

広汎性発達障害の息子と、八ヶ岳山麓で暮らしています。音楽を仕事にし、主人はずっと海外住みなので、ほぼシングルマザーです。嵐、ニノ、にのあいをこよなく愛しています♡2024年4月〜子宮体癌闘病中。

で、午後からは「ダウン症の人達の演奏音譜」を聴きに、県中心部まで、息子と母と祖母を連れて行ってきました
本当は、ひとりでゆっくり楽しみたかったけれど、息子を連れていかないと、息子+母+祖母じゃあ、修羅場は目に見えているので、連れて行きました
このメンバーだと、誰ひとり、家に置いて行けないのであせる

そしたら、息子…ホールに入るのを全力拒否叫び
いや、いつものコトですようん、よくあるんですあせる嵐のコンサートが奇跡アップなくらいで。
「ホールに行って、なにも聴けず帰ってくる」
「レストランに行って、注文までして、パニクり、何も食べないでお金だけお渡しして店を出る」なんてコト日常茶飯事です

でも、今回は、わざわざ関西のほうから来て下さった方もいて…地元県の方達の演奏は、いつでも聴けるけど、関西から来て下さったダウン症の方(さらに右手の手首より先が欠損)は、もう会えないかもしれない、と思い、どうしても聴きたかったのです

そしたら、一曲ぶん…一曲ぶんだけ母と祖母が息子をロビーでみていてくれました
だから…ショパンの「別れの曲」だけ聴けましたあ、地元チームさんのも聴けましたが、それはいつでも聴けるのでカウントしません

別れの曲の、最初のフレーズを聴いただけで、涙が溢れてきました
いったい、彼はどれだけ努力したのでしょう!?
いったい、彼のお母さんは、どれだけ辛い想いをなさって育ててきたんだろう!?
…そんな音色が聴こえてきました

私に一曲聴かせてくれるために、ロビーにいてくれた息子、それをみていてくれたお母さん、おばあちゃんにありがとうございますニコニコ
感謝!!