話題になっている椹野道流さんの「祖母姫、ロンドンへ行く!」を読んだ。

わがままでお姫様みたいなおばあさんとロンドンへ旅行した回顧録みたいなエッセイ。

なかなか売れている本で、最寄りの図書館で予約して1年も待って。

読みやすい若々しい文章で2、3時間もあれば読めてしまう。クスッと笑えるところもあって。


これを読みたかった理由は去年の夏の旅行。

母と義母と旅行に行ったの。

クルーズ旅行。日本から出るやつだけど、外国船籍で。

後から義弟の奥さんと中学生の甥も参加することになって、これは本当に助かった。

もうね、どんだけ大変だったか。思い返すのもしんどいくらい。

80代のワガママ盛りの足の弱い母たちに気を遣って、ほぼ添乗員状態でした。

最後の親孝行、とは思ったけど本人たちは外国式があまり馴染まなくて、レストランでウェイターが遅いとか、日本語表記がないとか、日本食も出るのだけれどやっぱり外国人の作る日本食って感じが気にいらなかったり。まあ文句が多かった。

親孝行なら国内のいい温泉ホテルとかの方がずっと喜んだだろうし。

無事帰宅した後はそりゃもう泥のようにぐったり眠りました。