行政書士事務所を開業するにあたり、とくに行政書士会に登録されるまでの約1か月間はワクワクと不安が交互にやってきます。

不安が少しでも解消できればと思い、コネなし、金なし、経験なしで、「人に聞くのもなんだし・・・」というようなことを書き出してみました。

でも、お金がない、やりたい業務がない、行政書士試験に合格することが目標だった、マーケティングの習得はしたくない、家族の理解が得られるか心配という人は、悪いこといいません、お金がないのは仕方がありませんが、開業してから「依頼がない」「こんなはずではなかった!!」と本人のみならず、家族が不安にならない為にも、マーケティングを学んで、準備をしっかりしてから開業しましょう。

行政書士登録する際の、悩みの種は、自宅開業にするか賃貸で事務所を借りるかで迷うことです。自宅開業で申請する場合、生活の根拠となる部屋と事務所の部屋が明確に分かれており、玄関から生活する部屋を通らずに事務所の部屋へ行けることが前提で、机、イス、電話、FAX、パソコン、書類を保管する鍵のかかる棚などの事務用品があり、要件が揃っていれば開業申請は通るかと思います。賃貸ですと大家さんか不動産屋からの行政書士事務所で使用しても可能という承諾書が必要になります。

ただ、公団や県営、市営等の団地では、営業できませんので、注意が必要です。あと住宅金融公庫から融資を受けている賃貸マンション等は、借りられたとしても不動産屋さんから事務所経営の許可はほぼおりません。必ず不動産屋さんに聞いて確認してください。

開業費用は「できるだけ節約」が基本です。
開業するには概ね次のような費用が必要になってきます。

事務所開業経費(概要)

  1. 登録費用(入会金、収入印紙等の概算)・・・25万円
  2. 証明(顔)写真・・・4千円
  3. プリンタ・・・1万5千円
  4. 職印、ゴム印・・・1万円
  5. 行政書士賠償責任保険・・・1万円
  6. 支部の会費1年分・・・1万円

また、業務を行っていく上で、行政書士賠償責任補償制度(保険)に加入したり、会社設立を業務にする場合、電子定款作成・認証の準備費用、外国人関係を扱う場合は申請取次の受講料3万円も必要になってきます。

できれば1年ぐらいは仕事の依頼はなくても普通に生活できるくらいの預貯金は準備した方が良いです。
開業当初、登録料をはじめ、国民健康保険、国民年金、住民税など容赦なくお金がバンバン出ていきますが、入ってくるお金は微々たるものですから。預貯金があると心の安定にもなりますね。