昔、ケガにまつわる相談を
受けたことがありました
子どもがいれば、
絶対にあるあるなのが
子どもが外でケガをしてくること!
子どもが自分で転んで
ケガをするだって
日常茶飯事なんだから
子ども同士が遊んだら
ケガの1つや2つ・・・
それもよくあることです。
膝をすりむいたり
手をすりむいたり、
どこかをぶつけて赤くなったり
でももし、幼稚園で
わが子が友達に押されて
ケガをしたとなったら!?
どう思いますか??
どうされますか??
(ケガというのは)
(足のすり傷です)
私が相談を受けたのは
ケガをさせてしまった方の
ママさん(Aさん)でした。
幼稚園に送りに行った時に
わが子のお友達が
ケガをしていたので、
足のすり傷を見て
A「○○ちゃん大丈夫?」
と声をかけたそうです。
「すり傷だから大丈夫だよ」
「昨日ケガしちゃったんだよね」
と友達ママさん。
A「お大事にね」
というような話をしました。
ここまではよくある話なんですが。
その後、
その子どもの友達ママさんは
インスタのストーリーに
(動画を24時間限定アップ)
子どものケガのことを
載せたそうで。
「幼稚園で
お友達に押されて
ケガしてきたーーー」
これを見たママAさん
「友達に押されたケガだったの!?」
と知ったわけです。
ストーリーに挙げるって
めったにない事だし
(その友達ママさん)
よっぽどのこと??
(ケガはたいしたことでは)
(なかったけれど・・・)
朝はそんな話に
ならなかったけど
だれに押されたんだろ・・・
幼稚園でのことだから
よく遊ぶわが子が
関係していないかドキッとして
子どもに尋ねました。
そうしたら
「○○ちゃんが
私の書いた絵のことを
それダメなんだよ」って
「何回も何回も言ってきたから
私が押した」
とのこと
うちの子だったーーー!!!!!
でも、
じゃあなんで
朝会った時・・・
ケガのこと
心配して声をかけた時には
何も言ってくれなかったんだろう。
そりゃ言いにくいかもしれないけど
うちの子がやったって
分かってて
ストーリーに挙げるって・・・
どういうこと!?
(ママさんAも見ている)
(ということを知っていて)
「あなたの子にケガさせられた」
んですけど!!という意味?
「気づきなさい・・・的な?」
でも後からAさんが分かったら
(だれがケガさせたか知ったら)
(気まずくなると思うけど)
(どういうつもり??)
とにかく、
相手のママさん
すごく気にしてるってこと
だと思うのだけど
ぐっちさんどう思いますか?と
ちなみに、
このママAさんは
ケガの事情が分かり、
子どもの話を聴いて
すぐに
ママAさんに電話して
ストーリー見て、
うちの子に聴いたら
こうこうこうだったって知って・・・
「ゴメンね・・・○○ちゃん」
と謝ったそうでした。
(幼稚園でのケガなので)
(ケガの処置も先生がしてくれて)
(事情は分かっていたのでは?)
(とも思われたけれど、)
(先生からも何も聞いていなくて)
(全く知らなかったから)
(ビックリしたし)
ケガの話をした日に
まさかストーリーが挙がって
関係者だと分かって
複雑な気持ちになるなんて・・・と
ママAさんは
とてもとまどっておられました。
ストーリーにあげるほどに
そんなに気になった出来事
だったなんて。それなら、
どうして言ってくれなかった
んだろう・・・と。
心配して声をかけたけど
「あなたの子ですよ!!!」って
何も知らないでいる私に
すごいムシャクシャしたのか・・・
え???でも
顔をよく合わせる人のこと
(インスタもフォローしあっている)
あげるもの?!
そういえば、
幼稚園の先生の悪口
みたいなことも普通によく
言う人だから、
これって彼女には普通?
なんか、どう思われているんだろう
これからもどう思われていくのだろう
なんか怖い・・・。
ということでした。
どう思われますか・・・??
このママAさんのことも
ママAさんの子どものことも
私はよ~~く知っていて
とてもとてもいい方、
人として尊敬するママさんなので
このママAさんが
もし逆の立場だったら
絶対しないこと、ではあります。
だからこそ、
すごく怖かったと思います。
このママAさんが
逆の立場だったら
どういう行動をするかも
説明されなくてもよ~く分かります
もしわが子が
友達に押されてケガしてきたら
(ケンカしてケガとか)
「子どものしたことだし、
幼稚園の先生が
みてくれたことだから、
もうケガをさせてしまった子どもにも
話をしてくれてあるし、
先生と子ども同士が
「ごめんね」「いいよ」で
しっかり解決になったならば、
別に相手の人に何も思わないし、
そもそもうちの子が
むしろ原因だったのでは?とか
先に何か嫌がるようなことを
したんじゃないのか、
むしろそっちが気になって
「ごめんね」ってことだと思うし、
インスタに挙げて、
もしも相手の人が
「自分のことだ」と分かったら
絶対きまずいから
そんなことはしないし、
100歩譲って何か
相手に対して思うことがあって
言いたいことがあるならば
直接伝えるし
逆の立場だったら
「気にしないでね」のスタンスの
ママAさんです。
「むしろごめんね」と。
とてもさばさばされていて
人を失敗を責めることは
まずありません。
たぶん、そんなママAさんだけに
かなり意味不明だったのだと思います。
私は教員をしていたときに
それこそ、加害者、被害者みたいな
ケガがあったときの両者&保護者に
ゴタゴタが生まれないように
とても神経を遣いました。
なにしろ、
他の学年などで
親同士がもめにもめて
怒りのあまり学校に深夜まで
乗り込んでくる、なんてことも
ありました。
(学校への不満ではなく)
(相手の親への不満を)
(聞いてくれ!!!みたいな感じで)
もうそれは・・・カオス。
もちろん、ケガの程度などにも
よることとは思いますが。
例えば、
顔に傷をつけてしまったら
ちいさなケガだったとしても
それはとても大事です。
中には、
ケガをさせてしまった子と
その親とで、
お宅を訪ねて
謝りに行くことなども
必要だろうことがあります。
今回、
インスタにあげられてしまって
他のママさんに
「だれからされたの?」
「よっぽどひどかったの?」
なんて聞かれたら
「○○ちゃんにちょっとね・・」みたいな
ことを言うのかな??
どういう気持ちで、
どんな意味があってのことか
(もしくは何も考えていないことか)
色々と謎に思われましたが、
じゃあ、かすり傷みたいな
小さなケガでも
お宅まで行って謝った方がいいか?
と言われたら、キリはありません。
でも、例えば、
そのケガをした子のママさんが、
「人にケガをさせてしまった時は
しっかり相手の家に行って
親も一緒に謝るのが
大事なんだ」
と教育されて
育った方だったとしたら、
今回のママAさんには
「ありえない」なんて
思うのかもしれません。
人によって
態度を変えるのは
個人的には好きではありませんが
もし私だったら・・・
何を考えているのか
根に持たれたらどうなるのか
あまりに読めなくて怖い人なら
いっそのこと、
これでもかというくらいに
しっかりフォローして
謝罪も大げさにするのが
(向こうが納得するまで)
無難です。
もしも、これからの
子どものことを考えて、
今回はどうか分かりませんが
(相手の人に何をされるか)
(わからない!!!怖いと思ったら)
表面的にでも
お宅まで行ったかもしれません。
ただ、インスタに
「ケガをした!」って
うちの子もたくましく育ってる
みたいに、ただただ載せたかった
だけなのかもしれません。
私は相手の方を知らないので。
特に考えていないだけかも
しれません。
相手が居ることを意識していたら
そんな気まずいことわざわざする?
とも思えないので
なーんにも気にしていないのかも!?
これで関係がぎくしゃくするような
人だったとしたら、
むしろ仲良くせずに
距離をおくきっかけになった方が
幸せなのかもしれませんし、
かもしれない・・・は本当に
考えたらきりがありません。
もしくは、
ちいさなかすり傷で
「ケガさせたれた」みたいな
インスタをあげるようなママさん
だったとしたら、
「そんなママさんと仲良くしたい」
とはあまり思わないのが
一般的かなと思うと、
誰と何があっても
私は変わらないブレないわ!!
分かってくれる人は
分かってくれるし、
仲良くなる人とは
仲良くするし、
気が合わない人とは
気が合わずに離れるし
自然なところに
落ち着くものだから。
今回のことは
一端様子をみるとしよう。
また直接顔を合わせて
しっかり謝ってみよう・・・
ただ、子どもが
人にケガをさせるということが
どういうことなのか、
やっていいこと悪いことは
しっかり教えて、
そういうときはどうしたらいいのか
いい勉強にしなければ。
気をつけなければ!!!
自分も子どもも
しっかりしなきゃ。
誰に対しても。
などと考えるのか、
状況を子どもだけから聞くのも
分からないことだから
先生に改めて聞いてみよう
とするのか、
「もやもやした気持ちが
自分はどうしたら収まるか
そうやって決めるよ。」
と伝えました。
今回は
見ていない状況のことなので
事実も正確には分からない、
相手が思うことも分からない、
分からないが多くて
どうしたらいいのか混乱するよねと
伝えました。
子どものケガ問題・・・
誰にでも多かれ少なかれ
小さいことはあるかと思います。
自分がされたら・・・というより
自分がしてしまったら・・・
(子どもが)
の方が難しいですよね