聞き分けのある子/ない子
って才能の違いじゃないです。
遺伝でもないです。
頭の良さとかでも。
たぶん
。

0才~中学生の子ども
数百人と接してきて思うに・・・
実は
どの子も同じようなものです!
だいたい大差なし。
子どもはみんなそこそこ
聞き分けがあります。
子どもはいい子です

単純に褒められることとか
認められることとか
大人が喜ぶことなど、
期待されることをしたい
と思っているものです。わりと。
たぶん
世間で思われているより
素直で可愛いです。
(最初は。)
(0~2才くらいまでは)
(イヤイヤ期くらいまでは)
(ちょろいものです
)

(良いスタートを切ると)
(その後はすごーく楽。)
ただ、
環境や人からの影響で
負のループに入ると
どんどん聞き分けは悪くなる・・・
良いループに入ると
素直に伸びていく・・・
だんだんにその差が広がって
聞き分けある子/ない子
ができてしまうのでは・・・と。
感じます。
小学生くらいにもなると
もう糸が絡まっていて
ほどくのに何年もかかる
子がいたりします

(ほどければいいですが・・・)
時々聞くのは、
うちの子、
2才のイヤイヤ期から
ずっと。もう10年以上
反抗期
って嘆きの声


3才すぎてもずっと・・・は
やっぱりきついです。
でも、負のループを
抜け出す方法も
良いループに居続ける方法も
基本はやることは同じこと。
(やることというか考え方!)
労力が違うだけ。
絡まったら大変ということ。
糸が絡まってしまう前に
0~3才でキレイなループを
作ってあげるのが一番楽です

めったに絡まらなくなりますし
ちょっと絡まったら異変に
気づき易くなります。
(あれ?いつもと違う・・・と)
子育てに正解・不正解は
ないので、絶対いつも
聞き分けが良いことが
正しいってことでもないでしょう・・・。
でも、そこそこ
聞き分けはないと困る・・・。
あまりに分別がないと
叱ることばかりで
ストレスもたまります。
親も楽したい。
(子どもにとってもプラスで)
単純に考えれば、
親子であっても、
自分とは違うの人(子ども)とは
そりが合わないことも
意見が割れることもあるので
100%聞き分けがあるのも
それはちょっと違いますよね。
友達や夫婦と同じく
あくまで自分とは違う人!
子どもだからって
自分と同じ価値観で
自分と同じ物差しで行動する
なんてことはありえない!!
以心伝心もありえない。
「うちの子のココ!!!
誰に似たの!?
」

なんてこともたくさんあります。
だから、
命に関わる危険なこととか、
ケガや病気に繋がること
暴力的なことなど
これだけは「ダメ」ってことが
最低限、聞き分けられれば
とりあえず○としたいです。
大前提として、わが子は
わが子と言えども
自分の思い通りには
動かない(他の)人です。
子どもは思い通りにしたくなる
存在かもしれませんが
生まれた瞬間から
自分とは別の一人の人。
(やっかいです~
)

双子ちゃんの場合
同時に2人とのお付き合い。
三つ子ちゃんなら
同時に3人とのお付き合い・・・
3つくらいの約束なら
イヤイヤ期の子どもも守れます。
(手を洗ってから食べるとか)
(外に出るところは手を繋ぐとか)
(↑ずっとは無理。)
※厳密には
3つじゃ生活できないですがね
細かくはテクニックがあります。
で、本題に戻して・・・(やっと)
聞き分けのある子が
どんな環境で、
どんな影響を受けて育つかというと
まず
①叱られることが少ない環境。
ではなくて
「叱らない環境を作る」
(なるべく叱らなくて済むように)
たくさん「ダメ」と言われたり
叱られたりすると
子どもはその度傷つきます。
叱ることが多くなると
「叱られる」出来事をスルー
しようとする子どもになります。
(言っても聞かない子)
(叱っても通じない子)
ここまでくると悪循環です。
子どもなりの防衛本能かもしれません
逆に、叱られることが少ない子は
1つの注意が響きます。
(聞ける限度の回数がある)
(注意が聞けなくなったときは)
(注意が多すぎる!と見直したい)
以前、2才前の甥が
家に来て、誰かに
「ダメ」と言われた時
(何かを壊しそうに)
(なったのだと思います)
庭の隅に行ってしゃがんで
小さくなっていました。
その後ろ姿・・・

いつも明るくて動き回っている
その子が、しゃがんでいるって
動かないって・・・
初めてでした。
悪気はなかったと思います。
だからショックを受けたのでしょう
1つの注意でこんなに
子どもって凹むんだ・・・と
思いました。
まだ言葉が話せなかったから
どんなことを思っていたのか
分かりませんが、
きっと思うことがあったはずです。
その子は二度と同じ注意を
受けることはありませんでした。
言うまでもありません。
傷つくほどに分かっていました。
大きくなったら
わざといたずらする
(笑って済ませられる程度の)
いたずらっ子になりましたがね

でも聞き分けはあり可愛いです。
(「地球に生まれてよかった」発言の子)
(↑ちょいちょい叔母バカ炸裂
)

子どもは面白がって
やんちゃするのは当たり前。
本能のまま生きているので
やりたいことなど
その子の性格に照らし合わせれば
歩くようになると
だんだん予想はつきます。
叱らなくてもいいように
環境を整えてあげることです。
叱らなくてはいけないことになったら
極端な話、
「やってしまった~(子じゃなくて)」
「失敗した~(大人が)」
「私が悪かった(甘かった)」
そう思いたい感じです。
これまでにも何度も
書きましたが、
自分の意思と
大人がダメって制限することの
ギャップに悩まされるのが
イヤイヤ期(子どもは戦っています)。
早いこと
聞きわけのある子どもに
育って欲しいのが大人です!
だから色々教えます。


でも、制限されるほどに
本能的に反抗したくなるんです。
で悪循環になっていき・・・
ダメって言う度に反抗されたり
ギャン泣きされたりしたら
イライラも沸点に達します。

ダメなことはダメだと覚えて欲しい。

ダメなことがダメだとは納得しない。
制限されることが絶対的に
多すぎるからイヤイヤします。
子どもがやりたいことに対して
大人の制限が多すぎるんです。
それを解決できる
環境を作れるのは大人!
※もし制限したいならば
制限しているとは、
思われないように
気をつけます。


の話をするなら、
「ダメだよ~」のセリフは言わない。
「これであそぼー」のみ。
どうせダメだって言われても
なぜダメかは分かりません。
理屈を飲み込めません。
むしろダメなことはしたくなります。
「ダメ」を意識させない。
環境を作るというのは
事前にすることが勝負
初めから予想して
叱る場面を作らない。
地雷を蒔くのではなく
地雷を片っ端から排除する。
「これは触っちゃダメでしょ」
という物があるなら
最初から置かない。
(絶対触りますもん)
(予測つきます)
双子の洋服・・・
黄色が取り合いになるなら、
黄色の服は同じ物を2枚用意する。
(予測がつくことは)
(あえて地雷を置かないこと)
「嫌いなご飯を落としちゃダメ」
と言いたくなる場面。
わざと下に落としたり・・・

気づくとしたりします。
食べ物そまつにしたらいけない・・・
これも↑なぜかは
大人にならないと分からないかも
しれません。
苦手なものは今度から
別の食材でフォロー
むりやり食べさせなくても大丈夫。
(食育の話題はまた後日)
「もうお菓子はダメ、終わり」
そこにお菓子が見えるなら
永遠に食べたくなるのは当たり前
大人も食べ出したら止められない
ときってありますよね←私のこと

「ダメ」というより、
「もうないね」と空っぽを見せる。
今日のお菓子しか見せない。
ストックの存在も見せない。
(ストックを見せたら目の毒)
(見せる方が悪い・・・と思うようにする)
もしも足りなければ
小さなおにぎりとか、
お菓子以外のもので
満たしてあげるのもあり。
初めは泣くかもしれませんが、
「かなしいよね~」
「分かるよ~」と共感してあげる。
(でもその食い意地、超ステキ
)

(この辺の話、前にも書きましたね)
(詳しくは過去の投稿!)
「水たまりダメだよ」・・・
もうあれば仕方ない。
長靴を買う。
そんな日は出かけない。
さりげなく抱っこして避けて通る。
靴下や靴は濡れるものだと
覚悟しておく。
「もうおしまいだよ。帰るよ」
遊びを遮られるのが嫌いな子ども・・・
であれば、
時間になると終わる
支援センターへ行くとか。
または、やめさせるスタンスより
次の何かを提案するスタンスに。
「ご飯食べる人ー??」
「おやつ食べる人ー??」
「ブーブに乗る人??」
「○○行く人ー??」
もしくは
「あっっっ!大変
もう○○の時間だ」
(↑何か楽しみを用意する)
あくまでも止めさせていると
思わせない!!!
「おもちゃを散らかしちゃダメ」
カードがあればばらまくし
本棚があれば全部引っ張り出すし
当然散らかります

散らかしちゃいけないものは
やっぱり置かない。
もしくは散らかして遊ぶのは
パパ担当にする(笑)
節分の豆まきなどは
パパとする!とか。
カード遊びはパパとか!
散らかった後で、
「お片付け競争しまーす!」
「位置についてぇ、用意どん」
「ママ早いです!」
「○○ちゃんも早いです」
「上手です!」
と実況しながら片付け遊びをする。
(楽しく!体力消耗しますが
)

「歯磨きしなきゃダメだよ」
いやがる子いますね~
これは教わったことですが
「今日は何色のカビるんるん
が居るかな~?」
「あ、ピンク発見!」
「ママがやっつけます」
「お口開けてください!!」
(全力で遊んであげる!)
「奥歯の方に逃げました!」
「今度は前歯!」
「お口をゆすいで
流してこよう!!」など。
挙げたらキリがないですが、
子どもが嫌がることはしない!
「ダメ」を意識させず
上手くかわすことです。
ダメと言っても
ダメと言わなくても
子どもは本能のままでしか
動けません。
ダメが多いと
混乱するだけなので。
子どもの先を読んで
地雷を取り除く
埋まっている地雷も
鋭いセンサーでキャッチして
早めに処理!!!
鋭いセンサーでキャッチして
早めに処理!!!
子どもが地雷を踏んだら
「しまった~~~!」
「取り除いたつもりだったのに」
「そんなところに地雷が!」
(子どもは悪くない)
(むしろ地雷を踏めるわが子スゴイ)
どうしてそこに地雷があったか
検証してみます。そして、
センサーリストに登録

どうしても
地雷を取り除けない場合は、
地雷を踏んだ後のことも
覚悟して、
仕方がない、と割り切る。
子どもに限らず、
人間関係は
そういうものかもしれません。
相手のことは
思い通りにいきません。
変えられるのは自分のみ。
行動も考え方も。
工夫しだいで楽しく変換!
これ、
「聞き分けがある子が
してもらっていること」
②③と続ける予定です
