これは兄弟がいれば

あるあるの悩み事かもしれません。

下の子に優しくして欲しい・・・。」

 

よく育児書や、心理学の本などには、

上の子をケアしてあげること」と

目にします。

 

 

ある日突然、

お兄ちゃんお姉ちゃんになって

自分のママが・・・

自分が一番だったのに・・・と

赤ちゃん返りしたり、

下の子にライバル心を燃やしたり

乱暴になったり

という話はよく聞きます。

 

 

ここ最近会った

とても仲良しの姉弟のお話です。

 

女の子5才、弟1才8ヶ月。

弟くんはやんちゃ真っ盛り。

お姉ちゃんがブリッジをしていれば

走って突っ込んで

お姉ちゃんをつぶしますガーン

 

お姉ちゃんがパズルをしていれば

そこへ行ってパズルを壊しますガーン

 

 

でも、お姉ちゃんはほとんど怒りません

「おいおい~チュー口笛!!!」

くらいのノリです。

 

「ちょっとやめてよ~プンプン」と言うことも

もちろんありますが、

弟にされるような乱暴はしません。

 

 

彼女は弟が生まれてから、

(生まれる前から)

公園に遊びに行く機会が減り、

ママとのお出かけも減りました。

 

でも、ママが彼女のことを心配して

あまり我慢させてばかりにならないように

ストレスを貯めさせないように、と

実家の協力を得ながら、

なるべく彼女(活発な子)が

楽しく過ごせる環境を整えようとしていました。

 

そして、ママが出産前からずっと

口にしていたのが、

「あの子に我慢させちゃってるから・・・」

でした。

とにかくそればかり。

 

本当に彼女のことを思っていることが

よーーーわかりましたし、

彼女にもよく話をしているようでした。

こういう姿勢や思いって

子どもにもなんとなく分かるのだと思います。

 

弟が生まれてからは、

弟を泣かせていてもOKのスタンスで

基本的に彼女にべったりの生活を

心がけるようにしていました。

 

寒い冬は駐車場が近い公園へ行き、

(エンジンは切って)

弟くんは車の中で寝かせておき

彼女と遊ぶ!など。

弟くんの様子はちょこちょこ

覗きには行きますが、

よく寝るいい子でした。

 

弟くんが動かない内は、

危険も少ないので、

弟くんが泣いていても

お姉ちゃんが絶対優先の姿勢。

 

上の階で寝かせておいて、

下の階でお姉ちゃんと遊ぶなど。

 

それでもお姉ちゃん的には、

弟くんがいると遊びが制限されるから

やはり邪魔者あつかいには

していましたが、

(きっと彼女なりに我慢し

気を遣っていたからでしょう)

 

1人でおばあちゃんの家に泊まること

などもし始めました。

 

お姉ちゃんは幼稚園に行っていたので、

ママはお姉ちゃんが幼稚園に

行っている間に弟くんとべったり。

 

そしてお姉ちゃんが帰ってくると

なるべくお姉ちゃんと遊ぶ。

そういう生活をしたので、

 

お姉ちゃんは泣いている弟よりも

自分が大切にされているという

思いもあったのでしょう。

 

弟に対して意地悪をするなどという

発想は出てきませんでした。

 

 

お姉ちゃんお兄ちゃんになると、

制限が増えるだけどころか

叱られることも増えがちです。

 

それでは辛すぎますえーん

 

この姉弟は

そういうことはなく、

下の子が分からなくて

やってしまういたずらなども

しっかり「ダメ」

「今おねえちゃんが遊んでるんだから」

と教えてあげていました。

 

お姉ちゃんが弟くんのことを

面倒みようという気持ちになるまで

とっても手厚くケアをしていました。

 

必要以上に我慢させないように

心がけるママおねがいおねがい

 

大きな愛を注いでもらっていることが

きっとお姉ちゃんを満たしたのだと

思いました照れおねがい

 

 

こんなに下の子に優しい子って

いるんですね~レベルの

素敵な姉弟ですウインク

 

 

上の子を大事にしないと

やはり悪循環になるので、

なるべく、上の子を満足させてあげること。

 

そうは思っていても・・・

上の子がいて、下の子が双子!!

なんてご家族もあります。

 

また後日そんなお話も・・・。