以前に何度か書きました、

子どもがイヤイヤするのは

「大人の当たり前が嫌だから」

 

子どもなりに悩んでいる時期でもあります。

ざーーーっくり言えば、

①自分にできることがたくさんあることに気づいて(経験)

②あれもやりたい、これもやりたい(想像力が発達)

③でも大人からダメと言われる。

④大人の言うこと全てがイヤイヤ!!!

 

だから、大人の目から見て
どうなってくれたらいいかというと、
 

子どもが

大人の世界を受け入れること

こうなると

ダダをこねることが

かなり少なくなります

 

例えば

「ここはくつを脱いであがるところだよ」

「外に出るときはコートを着るよ」

「車に乗るときはチャイルドシートだよ」

「駐車場では手をつなぐよ」

「出かける前におかたづけだよ」など

ルールが分かるようになる

ということです。

そりゃーそうですね。

 

で、どうすればいいかというと

いくつかありますが・・・

 

かなり離乳食が始まるころから

ルールがしみこんでいく場面

ルールがしみこみやすい場面があります。

 

毎日のこの場面での積み重ねを大切にして

この積み重ねのルールを

じわじわ効かせていくというお話を紹介します。

 

↑このようにじわじわ効かせると、

世の中、順番というものがあって

「これをするときは、まずこれ!」などの

大人の世界がある!ということが

伝わりやすくなるのです。

まずはそういう世界を知ってもらうのです。

 

前回からの流れでいくと

繰り返しが大事だということは

察しが付くとおもいます。

 

 

ルールが自然と身につく場面

たくさんありますが

もっとも重要ポイントは・・・

 

ご飯どき!!

(オムツをとることや

 子どもだけで寝ることも

 含みたいけれど、・・・)

 

食欲は生理的欲求を満たすことです。

人間だれしも毎日当たり前にすることです。

 

食べることが嫌いな人はいないと思います。

食べなくなったら死んでしまうので、

おいしく食事をとるということは

親として、一番に教えてあげたいことかもしれません。

 

一日に何度もチャンスがあります。

 

※毎日ブレブレだと大人も子どもも大変です。

一度ブレると、どんどんわがまま放題に

なっていきそうです。

心配どころあるあるだとも思います。

 

好き嫌い問題については・・・

好き嫌いを克服する良いタイミングがあります・・・

これはまた後日!

 

 

 

ともかく基本的に子どもは

「食べたい!!」 お腹が空けばぐずります。

赤ちゃんの頃からずっとです。

食べることが好きだから、

このタイミングでルールを

さりげなーく身につけてもらうに

こしたことはありません。

 

ルールは押しつけるのではなく、

初めは、大人がすることです。

これを毎日して、子どもに覚えてもらうこと。

それがルールの始まりです。

 

だから、ルールを身につけて欲しいと思うなら

親がまずそのルールを見せる!!ということです。

子どもが覚えてくれるまで毎日・・・キョロキョロハッ

 

 

例えば

・テーブルの下に新聞紙をひく

・子どもをいすに座らせる

・手を拭く(もしくは洗う)

・アルコール消毒をする

・キッズテーブルを取り付ける

・エプロンをつける

・服のそでをまくる

・食事が運ばれてくるまで一瞬待つ

(小さい頃ほど間は持たない)

(少しずつ伸びる20秒、30秒、1分、・・・など)

・「いただきます」「ごちそうさまでした」を言う

(初めは大人だけ。だんだん子どもも真似する)

・ご飯は食べたがるようなら手づかみもOKにする

(手づかみできる小さなおにぎりなどをなるべく作る)

・おかずや汁物を順番に口に運ぶ

(次はおかずの○○食べようね)

(「順番だね~」と言いながら)

(・お盆の上にこぼしたご飯は食べる)

・ご飯の最後にデザート

(ヨーグルトと一緒に・・・など薬を飲むのもここにする)

・最後にお茶を飲む(口の中をきれいにする)

・エプロンを外す

・食器をよせる(片付ける)

「食器にさよならしようね~」

「お片付け手伝ってくれる~?」など

返事のできないうちから話すのも効果的です!

・ごちそうさまでした。

・洋服をきれいにする

・いすから降ろす

・おもちゃコーナーへ移動

 

 

子どもの集中力は長くありません。

座って食べ続けられるように

テレビは消しておくことや、

 

できれば子どもが自分でふらふら

立ち上がって移動できないような

食卓につくことなど

(毎日家でご飯などできれば最高)

 

食べやすい形状にしておくことなど

 

食事に集中する環境と

コンディションを毎日なるべく徹底して

同じようにつくってあげること。

 

 

時々あるのが悪循環。

 

食事の準備に手間取って

長い時間待たせるとぐずってしまいます。

そんなときに、

ルールを教えようとすれば嫌がって

ものすごーーく機嫌を損ねます。

 

楽しい食事を

スムーズに終わらせること

が最大の目標です!

 

最大の目標であり、

これが、毎日の日課にしたいルール!

 

時に、

どうしてもぐずってしまって、

普段のルールが壊れてしまうなら、

無理矢理おしつける必要はありません。

 

ぐずってしまったら(手遅れ)無理です笑い泣き

眠くなってしまったとか

具合が悪いとか

 

「もう食べたくないなら、それでもいいよぐすん

「あとで落ち着いて

 食べたくなったらまた食べようねニコ」とか

 

親も子も無理をしない程度に

(この加減が難しい・・・!?)

あきらめるときはあきらめます。

 

ただ、環境やコンディションが

整っていれば、困ることは頻繁におこりません

もしリズムが崩れたときがきたら、

子どもが集中できる環境作りなどを

改めて考える変化の時かもしれません。

 

 

 

食後の話:

ご飯をしっかり食べ終わっても

食欲が止まらないときは

「卵ボーロ」とか、

お約束事項をつくっておくのもありですね。

 

 

ルールを覚えるためにも

いい子になるためにも

頭が良くなるためにも

最も簡単で効果的で、

大切な場面「ご飯どき」

 

そこででどう見せるか、接するかニコニコ

ルールを覚えやすいカッコウの場面なので!!

なんとか食いしばって頑張りたい、

重要な頑張りどころポイントでした!!