遊ぶレパートリーが知りたいと
ご相談いただきました。
マンネリ化してしまうから
何か新しい物・・・って
毎日考えるのは大変です。
そもそもですが、
子どもって思っているより
楽しんでいます。
勉強しているという方が
正確かもしれません。
子どもって繰り返すこと
大好きですよね。
手を隠して顔を出す
「いないいないばぁ」も
だいたい10回は喜びます
大人は3回くらいで飽きますね
(どうしていないいないばぁが
楽しいのか・・・↓続きます)
アンパンマンのストーリーも
子ども向け番組も
ほぼお馴染みパターンです
子どもは繰り返すことで
身につく・学習するんです。
4ヶ月くらいですと、
子どもの脳は
遊ぶ!なんて高度な発想は
持ち合わせていません。
もっともっと繊細な感覚で
物事を捉えています。(詳しくは②)
初めてづくしの体験の連続ですから
大人にとっては何でもないことを
時間をかけて
すっごく楽しんでいます。
ここから本題。
すこーし専門的なお話です
0ヶ月で
お母さんのお腹から出て
世界が見えるようになって
初めて見る世界・・・
目を動かす筋肉が発達して
4ヶ月くらいで
斜視が直るようになる。
二つの目が同じ方向へ動く
まばたきするようになる
目と耳の両方を一度に使って
音の鳴る方へ首を向ける
2mくらいの視力があり
涙を流して泣くようになる
仰向けにしておくと
左右どちらにも首を動かして
寝返りするようになる
(筋肉の発達もあるが)
なんらかの物に対して反応
するようになってのこと。
つまり、4ヶ月くらいになって
首もすわってくると
目で見える物があって
物を捉え始めて、
学習し始めるところです。
あまり手を出しすぎて
おもちゃをすぐ取ってあげたり
体勢を整えてあげたりすると
学習の機会を奪ってしまいます。
子どもが泣いたら、
初めて動いてあげる!くらいでも
十分です。
むしろ必要なことです。
仰向けだけではなく
うつぶせになったり
座ったり(寄りかかる)すると
見える物が変化するのは
別物が現れた!
と認識することになります。
手で触ったり、自分が動いて
色々な角度から見たりすることで
「あ、同じ物!?だったのね」と
少しずつ少しずつ認識します。
色々と変化していた世界が
変わらない物がある世界へ
「物の恒常性」を知ります。
だからお父さんが変な格好をしても
それは”変なおじさん”ではなくて
お父さんだということが分かったり
5~6ヶ月になれば
「いないいないばぁ」で
「見える」消える
「また見える」消える・・・
「また見えるんじゃないかな~」
と「見える」物の恒常性が
理解できているから
予測がついて面白くなる。
一度行われたことを、
また期待する
という成長段階が待っています。
この、「いないいないばぁ」って
高度な遊びなんですよね。
子どもが飽きる前に
大人が飽きますが、
子どもがそっぽをむくまで
興味を持たなくなるまでは
頑張って続けてください
そうそう時間の感覚も
子どもと大人でだいぶ違うので
その話は③へ続きを書きます。
個性・性格も色々です。
少しずつ感情が増えていくので
声を出して笑ったり
ほほえんだり
不満をあらわにしたり・・・
楽しんでください
以前、お世話をした
本が大好きな4ヶ月の男の子は
絵本が終わるたびに大泣きでした。
もうそれはそれは大変で、
終わりのページが近づくにつれ
表情が硬くなって
難しい顔つきになり
最後に大泣きです
かなり意思がしっかりしていて
びっくりしました
終わると思ったら、大泣きの前に
次の絵本をすぐ読み始める!!!
これをずっと繰り返しました。
この子は2歳でアンパンマンを見ても
お別れシーンで号泣するくらい
お話にのめり込む子どもでした。
1歳0ヶ月~3ヶ月のときには
カップタワーをマスターし
色づかいを覚えて
10個もくもくと積み重ねる子でした。
集中力も知能もすくすく育ちました。
子どもの遊び・学びは
じゃましないこと
一人遊びは学びの連続です!
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