遊ぶレパートリーが知りたいと
ご相談いただきました。
マンネリ化してしまうから
何か新しい物・・・って
毎日考えるのは大変です。
そもそもですが、
子どもって思っているより
楽しんでいます。
勉強しているという方が
正確かもしれません。
子どもって繰り返すこと
大好きですよね。
手を隠して顔を出す
「いないいないばぁ」も
だいたい10回は喜びます
大人は3回くらいで飽きますね
(どうしていないいないばぁが
楽しいのか・・・↓続きます)
アンパンマンのストーリーも
子ども向け番組も
ほぼお馴染みパターンです
子どもは繰り返すことで
身につく・学習するんです。
4ヶ月くらいですと、
子どもの脳は
遊ぶ!なんて高度な発想は
持ち合わせていません。
もっともっと繊細な感覚で
物事を捉えています。
初めてづくしの体験の連続ですから
大人にとっては何でもないことを
時間をかけて
すっごく楽しんでいます。
ここから本題。
すこーし専門的なお話です
時間をかけて楽しんでいる!!
↑
これは大人が見る子どもの様子です。
子どもの立場からすると、
時間をかけている感覚は
ないんです!
あっという間です
集中しています!!
人生で初めての経験をしているので。
大人になると
なかなか実感できない感覚です
新鮮さゼロの毎日
初めてのことってあっという間です。
1.例えば、ピアノ。
初めての曲を練習をするって
あっという間に時間が経ちます。
右手と左手と、楽譜に意識を集中して
一曲弾く頃には、
「もうこんな時間!?」
2.例えば、ゲーム。
男性は好きですよね。
初めてのゲームならなおさら。
放っておけば2時間とかへっちゃら。
あっという間らしいですね。
時間をかけている感覚はないけれど
時間がかかっているんです。
2時間も3時間も、
気づけば時間が経ってしまうこと
きっと誰にでも経験があるはずです。
初めての体験は、情報量が多くて
時間あたりの情報の密度が高い
ということです。
結果的に1つのことをこなすのに
とんでもなく時間がかかりますし、
集中しているので、
終わってみれば2、3時間経っている
という感じです。
子どもは毎日、こういう時間を
過ごしていることになります。
遊んでいる途中でおもちゃを
取り替えられたら、落ち着きません。
学びの途中で、いいところで
おもちゃ交換なんてことも・・・
だから、子どもが
飽きているのではないかと
次から次へ、
大人の時間の感覚で与えると
子どもには逆効果です!!
前回の②では、発達の角度からも
説明しました。
子どもは朝の支度をするのも
ご飯を食べるのも、
何をするにも時間がかかりますが、
時間をかけている感覚は
本当にありません。
大人よりもたくさんの情報と学びに
ふれているので
大人よりも時間がかかります。
(不器用なことも手伝っています)
予定通りに出発するとか
かなり難しいですよね
大きくなるにつれて
時間、時計を教えて
「何時になったらおしまいね」
「時計の針がいくつになったら」
などと
大人と子どもが「時計」を見て
時間ギャップを埋める必要があります
基本的に、
子どもの遊び・学びは
じゃましないこと
一人遊びは学びの連続です!
どの程度一人で遊ばせるの・・?
直接お伝えできるように
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