クリスティナ・アギレラ主演の映画『バーレスク』でバーレスクダンスが有名になりました。
ただし、映画のバーレスクはジャズ系のバーレスクです。
「express」のナンバーで踊った場面が好きでした。
ダンサーの動きがシャープでカッコ良かったです。
我がバーレスクの師匠は、キッチュでおバカな可愛らしさとアンニュイなゆるさが魅力なので、
バーレスクと言ってもいろいろな種類があるようです。
焦らしながら、ゆっくりと衣裳を脱いでいくのですが、大事なところは衣裳で隠す、
また、マラボーファーやフェザーファンなど小道具で隠すこともあるチラリズム。
ラストで、バストトップにつけるペイスティーのタッセルを高速で回すタッセルトワリングが始まると、その場の紳士淑女は大興奮です。
男衆がチップを渡すための列を作っていましたが、女衆も負けじとチップを渡しに師匠に駆け寄っていました。
熱気とカオスとエロスで会場はパワースポットになりましたよ。
最後は皆でディスコタイムでした。
その後、盆踊りを踊って、まだまだ続く宴会。
宴のパワーって、素晴らしいです✨
ミュージカルナンバーを歌いながら踊るシアターダンスを披露した方もいれば、
アニメ『うる星やつら』のラムちゃんのコスプレをしているダンサーもいました。
このラムちゃんダンサーさん、團十郎さんと同じ誕生日で、独特のムードを持っているんです。
DJの真似事もできたし、エンタメ好きの大人のパーティーを後にしました。
扉を開ければ、異世界。
世の中のうさも晴れるというもの。
扉から出れば、現実の世界へ。
踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊りゃに損損。
エンタメって、素晴らしいと思う1日でした。
写真はブッドレアです。
ブッドレアの花言葉は「恋の予感」「あなたを慕う」。 藤に似ているけれど、科は違うみたいです。