チャン・ツィイーとアンディ・ラウの映画『LOVERS(ラヴァーズ)』を観て、ずっとやりたかった水袖のダンスを人生初で習いました。
講師は中国の西安出身の先生でした。
そして、10年来の友人です。
日本語がペラペラなので助かりました。
今回は中国の天女伝説がモチーフのようです。
天女伝説は世界各国にあるのでビックリです。
イスラムにもあって、『千夜一夜物語』にも天女の物語が出てきます。
水袖は中国舞踊の小道具、というか衣装というか、長い袖です。
この水袖を飛ばしたり、体に巻きつけたり、袖使いを見せたりするのが踊りの特徴です。
私は袖使いの雰囲気が出ていたらしく、先生にほめられました
日舞を習っているからか、袖の使い方やリーチがなんとなくイメージできます。
シルクやシフォンなど水袖に使う布によっても、表現したいものが違うようです。
なるほど、シルクは空気を含んでフワッとした雰囲気が出るし、シフォンはカッコいい動きに向いているかもです。
中国舞踊についてもレクチャーを受け、興味深かったです。
日本初のダンサーはアメノウズメですが、彼女の踊りのスタイルは大陸風で、しかも、ベリーダンスに似ているようです。
ベリーダンスの故郷は中近東、オリエントです✨
はるかなるオリエントから中国のシルクロードを通って、海路で日本に伝わったのだと思いました。
ちなみに、空海が唐に渡った船に舞生(まいしょう)が乗っていたらしく、
1200年前のダンス留学です。
ロマンです。
写真は志賀高原の野バラです。
花言葉は、「素朴なかわいらしさ」、「痛手からの回復」などです。
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